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スタッフ二人で協力してデッキを新設した。このツーマンセルでの動き方が結構良かった。一人が全体の段取りを考えつつ部材の取り付けをしていく。もう一人はデッキの留めの部分がどのように綺麗に納めるべきかといったディテールを考えながら部材の加工をしていく。大工さんもよく二人で作業をしているが、「つう」と言えば「かあ」と答えるような関係性での作業はやっている当人も気持ちがいいはずで、そのような状況が特に最近スタッフ間でも起こるようになっているように感じる。相手の動きを見て次にやろうとしていることを察して、そこのサポートに先回りするといった動きは、ただ役割分担された組織ではなかなか実現できないのではないか。役割は与えられるものではなくて、その場で見出す、相対的なものであると思う。このような能動的に役割を発見するということが現場作業だけでなく、あらゆる業務で起こるとそれはとんでもないチームになるのではないか。そう予感させる日だった。

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普通多様性をつくる

日々の暮らしの中で、「ふつう」について考えことはあるでしょうか。「ふつう」でいい、そう思っている人も現代では多いはずです。

しかしながら今の社会では、

何かを作ろう・起こそうとした時に、選べる多くの「ふつう」は、経済合理性によって均質化してしまい、あまりに選択肢が少なく魅力や多様性に欠けているように思えます。

本当は趣味や好みはぞれぞれ違い、それを叶えるための物や空間も、少しずつ違ったカタチをしているはずなのに。

そして、高度経済成長期につくられた沢山の「ふつう」をコピー&ペーストした今の社会では、個人の幸福度の低下、コミュニティの断絶、空家問題、超高齢化社会等、沢山の問題を抱えています。

積極的に今までの「ふつう」を疑い、次の世代へ繋がるような「ふつう」へアップデートを行う。そのようにして作られた建築や空間には、個人の人生の豊かさ、社会との関係性、コミュニティ、地域の経済や環境までも、変える力があると信じています。

髙島スタジオでは、ごくありふれたなんてことのない日常こそ、かけがえなく、素晴らしいものだと考えています。依頼主のそんな日常が、想像していなかったけれど、どこかしっくりくる新しい「ふつう」になるよう、建築設計の視点からその発見をサポートし、ご提案します。

「普通多様性」とも言えるような、人々の豊かな で多様な日常の重なりが、都市に循環と変化をもたらし、新しい世界の豊かさを生むことを目指しています。

高島 和広

埼玉県のニュータウン出身
自分の育った住宅街が寂れていく風景を目の当たりにして、人の住む街が豊かに長く続いていくようなことができないか、考えています。生まれ育った地域の田園風景等、ありふれたのどかな景色が好きです。

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