

studio: kobayashi studio
Work: Nkmさんの母屋
タグ:ArchitectureProduct











外部で使用する特注のスチール手摺の制作を株式会社新和さんに依頼して進めている。これは古民家の外構に使用するもので、古民家ならではの錆びた銅の板金や雨どいの質感に合わせるべく、初めはエイジングした銅板金での製作を検討していたが、金額や品質安定性の観点からスチール板金を使用して特殊塗装で仕上げることとなった。この日は製品検査と塗装の色味確認のために塗装工場に伺って、実際の塗装の様子を確認。錆びた銅の質感を再現するため、銅色で中塗りした状態の部材に薄く希釈した黒色塗料をスプレーガンで何層にも塗り重ねていく。職人の手による絶妙なムラ感で、納得のいく仕上がりになった。現場に設置されるのが楽しみだ。


studio: kobayashi studio
Work: Nkmさんの母屋
タグ:ArchitectureProduct


とあるプロジェクトでアルミサッシに木つまみをつける計画をしている。この写真は取り付け予定の様々な樹種の木つまみである。樫、杉、檜、もう一枚の赤い材はチークかウォールナットか…?一つの空間にランダムな樹種の木つまみが取り付けられる予定だ。100mm角のエッジをフィレットさせ、3Dプリントで固定の機構を製作した。取り付け予定の空間は白く塗りつぶされた壁と天井に、アルミ色の厨房器具やサッシというラボのような空間だ。木部は限られたルールでのみ使用されていて、この木つまみも重要な意匠のパーツになっている。どんな建材にも現場では端材が生まれてしまう。100mm角サイズなんてものは平気でガラ袋に入れられて焼却処分される運命である。そんな端材でもしっかり設計して手間をかければ空間を彩る重要なパーツになり得る。自分の力不足で計画にかなり時間がかかってしまったが、とても満足感のある設計ができたと思えている。次はスピード感と段取り力にも意識して設計ができるように努力したい。


studio: kobayashi studio
タグ:ArchitectureProduct


機材倉庫の、工具エリアが置いてある場所の壁は有孔ボードで仕上がっている。その有孔ボードの穴にS字のフックを差し込み、工具とか色々をぶら下げられたらいいよねという話が以前上がっていた(まるでアメリカのガレージのように)。そのS字のフックを試しに3Dプリントしてみた。S字のフックであれば、別に穴に合う規格の既製品を買ったとしても大して高い金額ではない(何だったらフィラメント代とかフックのモデリングを僕がやっているのも厳密な話をすると会社としては経費がかかってくるので、高くつく可能性もあるかもしれない)のであろうが、一度一からモデリングをしてみて試行をしてみると、S字ではない、より便利な形状のオリジナルのフックの可能性も見えてくる。よりよい状況を作ろうとすると、世の中にある既製品では達成できないということはよくある。技術を使いこなせる立場になってくると、自分のおかれている状況に最適化されたより良い状況というものを、自ら作ることができる。3Dプリンターは特に自由な造形ができるため、言ってしまえばなんでもあり(=何でもできる)ということになる。そしてこれは3Dプリンターに限った話ではない。そんなことを、このS字フックを作りながらぼんやりと考えていた。


studio: kobayashi studio
タグ:Product


ガラスへの穴あけ加工に挑戦している。ガラスは金属や木材と違い、少しでも無理な力がかかるとひびが入る。ドリルを押す強さ、水による冷却、刃を当てる角度など、気を使うポイントが多い。
現在の課題は、ガラスの接着面にわずかでも隙間が生じると、そこから削り粉を含んだ水が入り込んでしまうこと。合わせガラスの品質に直結する問題だけに、解決していかなければならないと思っている。しかしそこさえ上手くいけばとても綺麗な穴があく。これはスタディで作ったガラスのユニットだが、穴あけができるようになったことでプロダクトのアイデアも浮かんできた。ガラスの用途がまた少し広がった気がして、次に作るものへの期待が膨らんでいる。


studio: takashima studio
タグ:ProductStudy


市原で伐採された白樫の木を使用したフローリングを開発している。1mm厚程度で突いた白樫の突板をフローリングメーカーの東京工営さんに支給し制作していただいたフローリングサンプルを確認した。赤身と白太、時に節やアクも入り混じった野趣あふれる木目には、既製品の綺麗なフローリングにはない魅力が感じられる。なによりもこのフローリングが市原の里山で伐採されて捨てられるはずだった何の変哲もない白樫の木からできているという事実が、この建材に価値を与えている。高度な品質管理というフレームを少し外せば、どんな素材でも建築できるのではないか。そんな勇気を与えてくれる。


studio: kobayashi studio
タグ:ArchitectureProduct


先週女子寮として使われているヌタハラハウスに長らく置いてあった物置を機材倉庫に動かした。物置には前住んでいた住人のものがたくさん入っており、その中にはすっかり埃をかぶった(恐らく)イチョウのまな板があった。ちょうど最近木製のまな板が欲しいと思っていた所で、まんべんなくサンディングしてあげると目の詰まったきれいな面が現れた。やはり木はいい。時間を蓄えることもできると同時に、その奥には新しさが控えている。


studio: kobayashi studio
Project: 吉野台団地 明日の郊外団地
タグ:Product


里山から切り出した広葉樹で、オリジナルのフローリングをつくるため、表面材となる樫の突板の検品を行った。丸太をスライスしてつくられていることは分かっていたが、実際に一枚一枚を手に取ってみると、層によって木目の表情がまったく違うことにあらためて驚かされる。また、大きな節欠けがあったり、黒ずみが出ていたりする層もあり、製品にしていくには、想像以上に細やかな判断が必要になる。これまでフローリングを「製品」としてしか見てこなかったが、その裏側にも、こうした選別の積み重ねがあるのだろうか。どの層を選び、どの表情を使うか。木に実際に触れながら、里山の木の価値と、製品としての質とは何か、考えさせられた。


studio: takashima studio
Work: Ngさんのための家
タグ:ArchitectureProduct


本が宙に浮いているような透明な本棚を実現するためにガラスを用いた柱のスタディを行った。ガラスの接着やカットの知識があまりなかったが、先輩方の知見の数々のおかげでさまざまなパターンのスタディをすることができた。自分で作ることで改めてガラスの積層面の美しさや、ガラス接着のコツなどを掴むことができ、施工性や実現可能性を視野に入れながら設計することができた。結局スタディしたものの中から提案に直結するようなものはなかったが、作ったおかげで濃いフィードバックを得ることができ、良さそうなアイデアに辿り着くことができた。


studio: kobayashi studio
タグ:ProductStudy


2026年になり、仕事始めの一週間はたくさんの模型を作った。2025年の振り返りとして、自分は模型をあまり作らなくなってしまったことが反省点だった。事務所に新しい3Dプリンターが来たり、模型素材を整備して頂けたりとさらに作る環境が整った。現在設計中のプロジェクトで、照明器具を造作で計画しているものがあり、その器具の深さや穴径を何パターンも試作して決定し、3Dプリンターでモックアップを制作した。脳内や図面でのイメージだけでなく、実物や模型をちゃんと作って検討する重要性を改めて実感した。先輩にエスキスしてもらう時にも、図面だけでなく模型があった方がやはり得られるものが多い。今年1年間は、忙しさを言い訳にせずにたくさん作って自信を持って提案できるよう心がけていきたい。


studio: kobayashi studio
Work: Iさんのための家
タグ:ArchitectureProductStudy


事務所の3Dプリンター等が置いてあるデスクの下に、四角く組まれた箱が置いてあり、棚として使っていた。話の流れから、手前に引き出せるようにして、そこに3Dプリンターのフィラメントとかを並べたら使い勝手が大分良くなりそうだという話があがった。kurosawa kawara-tenはとにかく色々なもの在庫として抱えており、建材もそこら中にあるという、何かを作ろうと思った時に素材に困らないような会社である。少し探してみるとキャスターがすぐ見つかった。棚をもう一段増やすためのベニヤもすぐある。仕事中に気分転換にDIYをした。何だかkenzoも満足気だ。


studio: kobayashi studio
Project: 明日の郊外団地
タグ:ArchitectureProduct