吉野台団地











第三オフィスを絶賛整備中で、今日は増築棟の屋根の防水工事を行った。以前、藤江ビルの屋上防水工事の際に職人さんからレクチャーを受けていたおかげで、今回はとてもスムーズに工程を進めることができた。普段から職人さんとの距離が近い私たちだからこそ、教えていただきながら自分たちのできることを少しずつ増やしていけるのだと実感した。


studio: takashima studio
Project: 吉野台団地
タグ:Architecture


まだコンクリートの躯体だけの建物に、テーブルと椅子を置いてみた。壁がまだないので、外からの風が入ってきて気持ちが良い。ここは、キオスク付きのオフィスになる予定だ。そして、実際に作業すると、具体的なイメージが湧いてくる。テーブルはこの配置にしようか。椅子は6脚は必要だ。ここにモニターを設置しよう。すぐ出せるように、ここにコーヒーマシーンを置こう。など。これらは、設計の一つの手法だと思う。そして、とても大事なことでもあると思う。実際に現場の環境に触れ、地域に触れ、そこで過ごしてみる。PCの画面からはわからない、様々な感覚がそこにはある。


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空き家を改修しながら使っている、僕たちのオフィススペース。資材置き場のようになっていた洗面室を、思い立って整えてみた。埃をはらい、シンクをツルツルに磨き、洗濯機の上に板を渡して、即席コーヒースタンドを設けた。ほんの1時間の作業だったが、シンクや床を磨いていると、空間が蘇る手応えをたしかに感じた。コーヒーの香りが漂うと、そこが「場所」に戻るのを感じた。建築の原初的な関わり方に、こうした“手入れ”がある。つくることと、保つこと。そのどちらも、空間に命を吹き込む営みなのだと、改めて思い出させてくれた。小まめなお手入れをもっとしなくては・・・。


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空き家に放置されていた残置物の撤去・整理作業があった。家主はとても勉強熱心な方だったようで、仕事や趣味の資料、機材等が何十箱もの段ボールに詰められており、中身を確認するだけでも骨が折れた。日本人は世界的に見ても家財量がとにかく多いと聞いたことがあるが、以前に別の空き家の残置物を整理した時もその量に驚かされた。そして、その際目にした、山のように積まれた荷物を折に触れて思い出しては、自分への戒めとしている。自分の身の回りにあるものは本当に必要か、身の丈に合った量だろうか。今回の出来事もまた、気を引き締めるきっかけとなった。今週末はちょっとだけ持ち物点検の時間を作りたい。


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