

studio: takashima studio
Work: 千葉本町プロジェクト
タグ:Architecture











千葉市で進んでいる、古い木造2階建てをレンタルスペースへ転用するプロジェクト。工事も終盤に差し掛かり、完成形が少しずつ見えてきた。写真は、吹き抜けに面した2階のカウンタースペース。オープン後を想像しながら画像処理で人を入れてみたところ、今回つくっていた“白い壁”の意味がよく分かってきた。古民家改修では、既存の柱や梁、小屋組を見せることが価値になりやすい。ただ一方で、「古さ」は時に空間の使い手を限定してしまうこともある。今回は、人が活動するエリアについては断熱を入れ直し、石膏ボードを貼り、塗装で仕上げることで、新しい世代や活動を受け入れやすくしていると言えるだろう。反対に吹き抜け上だけは、古い小屋組やコンクリート壁の素材があらわになり、この場所の歴史や魅力を静かに伝えている。そのバランスがとても心地よかった。


studio: takashima studio
Work: 千葉本町プロジェクト
タグ:Architecture


余白を奪還するためのフレームワークを開発して、それを元に建築を作って発信して、また作る。その繰り返しだ。一個一個のプロジェクトは実践であり、同時に発信のメディアだ。余白を奪還した場所が積み重なっていくことで、影響力が生まれる。その影響力で、新たなフレームワークを開発して、そしてまた次の余白を奪還できる。市原から始める。そして千葉へ、日本へ。大きな話に聞こえるかもしれないが、やることはシンプルだ。目の前の余白を奪還して、そこに場所を作る。それだけだ。Casey Studioの旗は、余白の奪還だ。眠っている余白を人間の手に取り戻し、人間が人間らしく生きられる範囲を広げていく。その積み重ねが、いつか日本の空気をひっくり返すと信じている。全6回、読んでくれてありがとう。Casey Studio|長澤ケイシー拓 × Claude


studio: kobayashi studio
タグ:Architecture


名古屋駅の近くにある円頓寺商店街を訪れた。透明な屋根から自然光が降り注ぐ優しい空間。その天井を支えているトラスの鉄骨は無骨で、洗練された商業施設というよりは工場のような佇まい。その一方で屋根材が透明なことで重さを感じさせず、むしろ軽やかな空間に感じられる。調べてみたところ、この商店街はリノベーションされていて、老朽化した屋根材の交換や骨組を露出させる操作をして今の形に至ったそうだ。設計者の意図通り、飾り立て過ぎない、歴史と趣を感じさせる雰囲気がとても良い。記事によると、暖色のLED電球が星のようにランダムに散らばっていて、夜10時を過ぎるとその他の照明が順に消えていき、最後は星空のようになるらしい。その様子も見てみたかった。


studio: kobayashi studio
タグ:Architecture


この写真は、いつもお世話になっているタイル職人さんの施工風景だ。なんとこの職人さんは私たちのフラグメンツを読んでくれているらしい。しかも、文章の癖や現場写真などから誰の投稿かある程度わかるらしい。最近は会うたびに自分の投稿をいじってくださるのでとてもありがたい。それだけでなく、現場ごとに私たちが意識していることを理解してくれたりもする。たとえばこの現場では、解体材を転用するなどの素材の記憶を継承していくというコンテキストをフラグメンツを読んで共感してくださっていた。次の現場ではタイルを円形の天井面に貼る計画のためいつも以上に手間をかけてしまうのだが、また現場でお会いできるのが楽しみだ。


studio: kobayashi studio
タグ:Architecture


自分で設計した建築がちゃんと使われているということの喜びはかけがえのないものである。そして、そこにお邪魔することができるのは本当に貴重なことでありがたいことでしかない。café空は僕が設計したカフェでお客さんとしてお店に伺うことができる。とてもお世話になっている人をこのカフェにお招きして一緒に過ごしながら、他では感じることのできない唯一無二な充足感に浸りながら、建築は本当に素晴らしいものなんだなと感じていた。


タグ:Architecture


ヒッピーにはなりたくない。社会から逃げて、自分たちだけの楽園を作ることには興味がない。スティーブ・ジョブズがiPhoneを作ったとき、社会のルールから逃げたわけじゃない。社会の中に留まりながら、人間のできることの範囲をそのデバイス一つで物理的に広げた。Caseyがやりたいのはそれに近い。場所を作ることで、そこにいる人間の生きられる範囲が広がる。余白を奪還して、新しい場所を作りまくることで、日本の都市の空気をじわじわと変えていく。社会のルールには乗る。でもその制限を、作ることでぶち壊していく。建築とは、そういう行為だと思っている。


studio: kobayashi studio
タグ:Architecture


僕ら設計事務所は、現場から出た端材を捨てずに取っておく。それは、プロジェクトのスタディ(小さく実験して、その構法などが成り立つかどうか実証すること)や、自社プロジェクトなどで活用する。一般的に、端材は捨てられてしまうもので、処分するにもお金が結構かかる。写真は防音室のスタディの一つで、全て端材から作っている。端材とはいえ、機能は新品と同様に満たしているし、小さい材ならではの継ぎ目などがでてきて、この世に一つしかないオリジナルなものとなる。このスタディもいつかは捨てられてしまうものだか、その間を少し長くすることが、衣服をぼろぼろの雑巾になるまで使っていた日本人の精神に近い気がするし、大切なことだと思う。


studio: takashima studio
タグ:Architecture


前回からの続き。4/18(土)に開催された版築WSには10名ほどの参加者にお集まりいただいて、作業がスタートした。これがかなりの重労働。ミキサーやスコップで材料を混ぜるのも骨が折れるし、型枠にいれた土をタンパーと呼ばれる道具や角材で突き固める作業もひたすらに繰り返され、皆さん息があがる。おまけにある程度層を重ねてきたところで型枠が大きくはらみ出し、作業中断。補強作業を余儀なくされることに。一時は今日中に打ち終わらないのでは?と不安がよぎったが、徐々に参加者同士の役割分担とチームワークが芽生え、何とか18時ごろに打設を完了することができた。中途半端で終わるわけにはいかないと、暗くなるまで作業をしていただいた参加者さんには感謝しかない。そして残念なのは、当日は型枠を外して仕上がりを見ることができないということ。参加いただいたみなさんにも向けて、次回版築の仕上がりをお見せします。


studio: kobayashi studio
タグ:ArchitectureWorkshop


パレット材を用いて、踏み台を作成した。一見単純そうに見えるが、実際は工夫と苦労が混じっている。まず、材料は工場で使われていたパレット材を、釘やビスを丁寧に外して活用している。もちろん、パレットを引き取りに、工場まで片道1時間かかる。また、パレット材は硬い樹種を使っており、曲がりもひどく、ビスを揉むもの一苦労である。新しい材を使った方が良いのではと頭をよぎることもあるが、実際に完成したものは、とても味があり、はじめからそこにあったかのような、存在感がある。それは、新品の材では作れないし、世界で唯一のものであると思う。


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Work: Ngさんのための家
タグ:Architecture


4/18(土)に武田屋作庭店の武田さんを講師にお迎えして、市原市月崎の古民家リノベーションの物件で版築のカウンターを作るワークショップを開催した。版築とは土や砂利、セメントなどを混ぜ合わせたものを型枠の中に入れ込んで、突き棒などで突き固めていく作業を繰り返すことで層状の土壁をつくる建築技法である。月崎は地磁気逆転地層として一躍有名になったチバニアンにもほど近い。養老川の川辺の地層からインスピレーションを得て、地層のような版築のカウンターを提案した。材料はできるだけ近くから調達することを目指し、現場の解体で出てきた土壁や近隣の古民家から採集した土などを材料として利用している。当日は10名ほどの参加者にお集まりいただいて作業をスタートしたが、作業は山あり谷あり。ワークショップの様子は次回。


studio: kobayashi studio
タグ:ArchitectureWorkshop