

studio: kobayashi studio
Work: On Re. Bas
タグ:Architecture











On Re. Baseは新築する構造材を持て余してしまっている材木屋さんから譲り受け、それを別の製材所で加工して活用する。その加工される状況に立ちあいながら、木材が大きな帯鋸でガツガツと加工されていく様子に圧倒された。休憩時間に話を聞くと、昔は周りにもっと製材所がたくさんあり、近隣の木々も活用していたという。いつのまにか輸入材がメインになってしまい、国内で製造される木材も大きな工場に集められて加工されるようになったが、こういう小さい、その地域のためのインフラとしての製材所というものは必然だったのだろう。作業場のたたずまいも無駄がなく、モダンな感じさえ感じる。


studio: kobayashi studio
Work: On Re. Bas
タグ:Architecture


高島スタジオで使っている事務所の増築棟 (キオスクと呼んでいる) について、ついにガラスが全て閉じ、ものを出して照明を設置して、事務所として使えるようになった。共用を開始した当日、キオスクのカウンターにご近所さんが遊びに来てくれた。こんなふうに、ふらっと街の人が訪れてくれてコーヒーを出して、ちょっとお話しできるような場所にしたいと思っていたので、 それが実現できたのはとてもうれしい。これから実際に仕事する中で、地域の中に設計事務所があり、コンタクト可能な状態として開いていることの意義を、自分たちで肌で実感していければ、街へアプローチしていくような今後のプロジェクトにもつながってくると思っている。


studio: takashima studio
Project: 明日の郊外団地
タグ:ArchitectureStudy


初めて出会うガラスブロック。そんなに高くはないし、見た目も綺麗に見える。今回の現場は、設計は他社で、施工を請け負っている。つまり、設計者のデザインや、意図、素材や作り方などに触れることできる。その中で、新たな発見がたくさんあり、建築の世界が広がるのを感じる。新しい、新大陸を発見した感覚に近い。やはり建築は面白いし、冒険もずっと続いていくと思う。


studio: takashima studio
タグ:Architecture


増築棟の製材がもうじき終わる。樋口木材さんから引き上げてきた材は全て、千葉県大多喜町の大橋林材さんに持ち込んで製材をしている。増築棟で使用する木材は全てそれで賄う予定だ。使う木材の必要量を全てリスト化し、材の小口に加工する断面寸法を記載し、製材が終わった材をカウントして最終的に足りるか確認をする。木材は生きていると言われるだけあって、一度鋸を通すと反ったりすることもあって思っていた断面が取れなかったりもする。そうなるとまた別の材から取るべきだった寸法のものを取る必要があるため、中々本数の管理というものが大変だ。これが全て市場に乗っているものから必要なものを買うということであれば話は簡単なのだが、それをせずにその手間を自ら引き受けているという状況だ。kurosawa kawara-ten は新しい世界を作るということを標榜しているが、そのために世の中に既に確立されていないルートで物事を進めることは良くあるのだが、そうなるとそこにまつわる手間というものも何とかしなくてはいけない。こうすることの意義というものは当然各プロジェクトにおいて個別に回収されていく。単純に「古材を使うことはいいことだよね」という聞こえのいい話ではなく。On Re. Baseにてこのようなことをしている意義というものはまた別の会にて。


studio: kobayashi studio
Work: On Re. Bas
タグ:Architecture


今週からようやく天井貼りが始まった。円形吹き抜け部分の開放感がより強調され、設計時に想定していた通りの光の入り方が見えてきた。最近は個人的に反省しなければいけないことが重なってしまいネガティブ気味だったのだが、思い描いていたものが形になってきた感動で少し元気をもらえた気がする。全部屋の天井レベルを揃え、天井面でひとつながりになるように計画してるので、ベニヤの目地が綺麗に揃うことも今回はかなり重要である。丁寧に面取りして目地を通して施工してくださっている職人さんには頭が上がらない。切り替えて竣工まで走り切りたい。


studio: kobayashi studio
タグ:Architecture


風になびく布のように、うねりながら光る障子。dot-hzmというエンジニア・デザイナーユニットと一緒に制作を進めてきた。先日、ついに3Dプリントしたパーツが組み合わさり、ひとつの大きな観音開きの扉として現場にインストールされた。現地で実際に光り方を確認しながら、高さや灯数を調整した。何度も迷いながら調整を繰り返し、そうして生まれた柔らかなグラデーションがとても美しかった。電気工事が終われば、ようやく完成である。光が入ったこの障子が、空間の中でどんな表情を見せてくれるのか、とても楽しみだ。


studio: takashima studio
Work: ハナエステ
タグ:ArchitectureStudy


このタイル仕上げ面は全て廃材タイルを用いて施工されている。写真では伝わりにくいのだが、かなり広い面積がこの乱貼りで仕上げられている。多くの種類がある廃材タイルの中からお施主さん自身で選定し、貼り方もお施主さんと共に決めた。そしてこの大小様々なタイルを決められた配置で、異なる目地幅で丁寧に一枚ずつ施工した。本来タイル施工は、同じタイルを敷き詰めるため、最初に目地幅を決めたらあとは流れで貼り進めていけるものだが、今回は一枚ごとに丁寧な確認と調整が必要とされる。こんなに手間のかかる施工にもかかわらずデザインを認めてくれて、むしろ気を遣って手を抜かないように念押ししてくれる神様のような職人さんのおかげで実現した。この施工されている面は円形で、かつダウンライトや通気口などの器具も計画されているため、円形にタイルをカットする必要もある。タイル施工の上で手間となる全ての要素が揃っている中で、最後までやり切ってくださったことに感謝しかない。


studio: kobayashi studio
タグ:Architecture


ふと、横を見ると、そこには可愛らしい鹿の姿があった。何か絵になる風景。これは、鴨川の現場の一コマ。県道を抜け、車がギリギリ一台通れるくらいの細い道をしばらく行くと、現場がある。完全な自然な場所というわけではなく、田んぼや池、住宅もポツポツとあり、時間がゆっくりと流れている。動物と人間がいいバランスで共存できていると感じた。この現場はまだ始まったばかりなので、しばらく、この日常を観察していきたいと思う。


studio: takashima studio
タグ:Architecture


子ども食堂で使用する予定のマグネット。不思議な形をしているのは、組み合わせるとある文字ができるようになっているからだ。今回の子ども食堂の設計は、地域で出る廃材や使えなくなってしまったものを使うことを基本方針としている。このマグネットも例外ではなく、工事で出る予定の余分な材料を活用できないか検討中だ。材料はモルタルとガラス屑。作ってみるとずっしりと重く、落とすと壊れるという理由から見送られると半ば予想していたのだが、見た目の可愛らしさや、案外マグネットが安定して着くことから、無事に採用されることとなった。実物を見ながら検討できることの効果を感じた。まだ改良の余地はあるので、どんな完成品になるか楽しみだ。


studio: kobayashi studio
Project: つりはいらないよ食堂
タグ:Architecture


薪で暮らし、パン屋を営むご夫婦から、今回はゲストハウスのリノベーション工事のご依頼をいただいた。薪が生活の中心にあるお二人なので、工事で出た残材も薪として引き取ってくれる。捨てるしかなかった木材が、彼らの暮らしの中で火になる。廃棄物がゼロになるだけでなく、なんだか気持ちのいい循環だと思った。


studio: takashima studio
タグ:Architecture