Close

この写真は解体後に集めたビスの総数である。箱に入っているのはまだ新品同様に使えるビス。箱の外にあるのは折れてしまって使えないビスだ。建設現場では一般的に、全てゴミとして捨てられることが多いだろう。今回担当しているプロジェクトに資材の継承という文脈が重要だと思い、いつもは何気なく集めて使っていたものを意識的に集めてみた。数百、数千万という単位になる建築行為において、このビスたちは新品を購入しても千円に満たない。まして一本一本の価値は一円程度だろう。もちろん、現場でビス一本にまで常に気を使っていては仕事が進まない。だがしかし、当たり前の感覚にしてはならないだろう。まだ使えるのにゴミとして扱われてしまう建材は他にも多々存在する。これらに再度光を当てるということの重要さは今後の建築にとって重要な視点となるはずだ。

04.24

出来事を絞り込む

ArchitectureDirectionExhibitionGoodsProductReal estateStudyWorkshop