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4年前に設計し、建てさせていただいた住宅のリフォーム工事で、窓を増設することになった。新築では設計したものを形にし、改修では誰かがつくったものに手を加えることが多い。だから、自分自身が設計した建築に上書きをするのは、今回が初めての経験だった。構造的な検討を行った上で、実際に暮らしてみたお施主さんが「ここに窓があったら」と感じた場所に新しい開口を設けている。図面上の想像ではなく、暮らしの実感から生まれた要望に応える改修。設計者としては、完成した建築を見ながら次の手を考えられること自体、とても贅沢な機会だと感じる。同時に、家は一度建てて終わりではなく、家族の成長やライフスタイルの変化に合わせて少しずつ姿を変えていけるものであってほしいと、改めて感じた瞬間だった。

06.18

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