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機材倉庫の、工具エリアが置いてある場所の壁は有孔ボードで仕上がっている。その有孔ボードの穴にS字のフックを差し込み、工具とか色々をぶら下げられたらいいよねという話が以前上がっていた(まるでアメリカのガレージのように)。そのS字のフックを試しに3Dプリントしてみた。S字のフックであれば、別に穴に合う規格の既製品を買ったとしても大して高い金額ではない(何だったらフィラメント代とかフックのモデリングを僕がやっているのも厳密な話をすると会社としては経費がかかってくるので、高くつく可能性もあるかもしれない)のであろうが、一度一からモデリングをしてみて試行をしてみると、S字ではない、より便利な形状のオリジナルのフックの可能性も見えてくる。よりよい状況を作ろうとすると、世の中にある既製品では達成できないということはよくある。技術を使いこなせる立場になってくると、自分のおかれている状況に最適化されたより良い状況というものを、自ら作ることができる。3Dプリンターは特に自由な造形ができるため、言ってしまえばなんでもあり(=何でもできる)ということになる。そしてこれは3Dプリンターに限った話ではない。そんなことを、このS字フックを作りながらぼんやりと考えていた。

06.29

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