

studio: kobayashi studio
Project: 吉野台団地
タグ:Architecture










空き家の残置物を整理している中で見つけた包み。表面に湿度インジケーターが貼られており、側面に貼られたテープは針金入りだった。元の家主は無線機器や軍事用品をコレクションしていた人なので、中身はなにか危ないものなのでは…と考えると開封するのが躊躇われた。ふと思いつき、AIに状況を伝えて中身を推察してもらった。重さや振った時にする音なども伝えると、いとも簡単に、中身は無線機器を保管するための「業務用乾燥剤」ではないかと結論づけてくれた。仮にそうでなくとも危険物ではないというお墨付きももらい、一安心した。AIは空き家の整理にも心強い相棒である。





空き家の残置物を整理している中で見つけた包み。表面に湿度インジケーターが貼られており、側面に貼られたテープは針金入りだった。元の家主は無線機器や軍事用品をコレクションしていた人なので、中身はなにか危ないものなのでは…と考えると開封するのが躊躇われた。ふと思いつき、AIに状況を伝えて中身を推察してもらった。重さや振った時にする音なども伝えると、いとも簡単に、中身は無線機器を保管するための「業務用乾燥剤」ではないかと結論づけてくれた。仮にそうでなくとも危険物ではないというお墨付きももらい、一安心した。AIは空き家の整理にも心強い相棒である。


studio: kobayashi studio
Project: 吉野台団地
タグ:Architecture


事務所のある団地の広場で、ベンチが壊れていると近所のおじちゃんが教えてくれた。
座面の板が朽ちて外れ、危ない状態だった。事務所に余っていた材料があったので、そのまま直してしまうことにした。特別な設計でも、大げさな工事でもないけれど、ベンチはまたみんなが座れる場所に戻った。作業をしていると、通りがかった人が声をかけてくれたりする。建築というと、どうしても大きな建物や完成形ばかりに目が向きがちだけれど、こうした小さな手当ても、まちには確かに必要だと思う。まちで起こる大小様々なことに真剣に向き合い、少しずつ良い日常をつくっていく。まち医者のような建築家でありたい。地域に根ざし、困ったときに思い出してもらえる設計事務所になっていけたらと思う。


studio: takashima studio
Project: 吉野台団地 明日の郊外団地
タグ:Study


秋に竣工した新築住宅のオープンハウスがあった。引き渡してからしばらく伺っていなかったのだが、改めて室内にお邪魔させて頂き、全ての空間がお施主さんによってさらに彩られて魅力的になっていた。たくさんの方にお越しいただき、自分の口から改めて設計趣旨の説明をするのはとても新鮮な感覚があった。プレスリリースに向けて言語化も進めていたのでとてもスムーズに話せたのだが、初めて見る方々から自分の視野の外からの意見や感想を頂き、自分自身も得られることがたくさんあった。このプロジェクトでは、一部内装塗装でDITというお施主さんと僕が一緒に施工を行った部屋があり。DITでは塗装を体験するだけでなく、現場に来た際にその他工事の進捗確認や塗装をしながら設計時に何を考えていたかを話したりというコミュニケーションが頻繁に生まれていた。そのおかげかは分からないが、内部は僕たちが思い描いていた以上の使われ方をしているように感じてとても嬉しかった。自分自身がDITの魅力や副次的効果をより理解して、今後のプロジェクトでも積極的に行えるよう努めたいと思った。


studio: kobayashi studio
Work: Knさんのための家
タグ:Architecture


シャワールームをFRP防水施工する前のビス穴パテと面木の設置、出隅のサンディングを行った。FRPは角を巻き込めないため処置をする必要がある。また、空洞があると防水層が破れてしまうため、ビス穴を埋める必要がある。面木は45度突き合わせで施工するのだが、入り組んだ部分の施工はとても難しい。最近は設計ばかりで現場作業が減っていたが、久しぶりに手を動かして改めて難しさを実感した。やるにつれてコツを掴む嬉しさも久しぶりの感覚だった。次はいよいよFRPを施工する。


studio: kobayashi studio
Work: On Re. Bas
タグ:Architecture


先日ベルアートという塗料の色を選ぶために、お客さんに小さいサンプル帳から選んでもらった。2㎝×2㎝の小さな四角がたくさん並んでいるものである。そこから、お客さんが好みの色を選ぶ。その際に、面積効果という、大きい面積ほど色が明るく見える現象があることに注意し、ワントーン濃い色も選んでもらっていた。しかし、いざ大きい面積に塗ってみると、ほとんどの色が予想を遥かに上回るほど白に近かった。「別の色を取り直さないとな」色選びはまだ続く。


studio: takashima studio
Work: ハナエステ
タグ:Architecture


立ち上げ時に、ブランディングから設計施工まで関わった塾で、子ども向けの家具づくりワークショップを行った。設計図をもとに、墨出しをし、下穴をあけ、部材を組み立てていく。大人が普段何気なくやっている工程を、子どもたち自身の手で体験してもらう試みだ。参加者は小学2年生から6年生まで。
小学3年生までは保護者のサポートが必要だろうと考えていたが、実際には小学2年生でも、図面の数字を読み取り、自分たちで線を引き、迷いながらも最後まで組み立てをやり切っていた。大人が「難しい」と決めつけているだけで、本当はもっとできるのかもしれない。この経験が、「自分の力で何かをつくれた」という実感になり、小さくても確かな一歩を踏み出すきっかけになってくれたらと思う。


studio: takashima studio
タグ:Architecture


先月に引き続き、谷津田の開拓を行った。私は、他のメンバーが刈り取った笹竹をひたすら集める係だ。一本一本は細いが、ゆうに3mを超える笹竹を束ねるとそれなりの重さになる。何十往復もした夕方には、足腰が悲鳴を上げていた。作業中、「生きてるなぁ」という言葉が何度も頭に浮かんだ。五感をフルに使い、身体を動かすことで自分が生きていると実感したのと同時に、草木の力強く伸びた様子や朽ち果てた姿から、自然そのものが生きているという当たり前の事実を改めて意識した。自然の中に身を置く、ただそれだけのことでも価値があると感じた日だった。


studio: kobayashi studio
Project: 栢橋プロジェクト(仮
タグ:Architecture


里山から切り出した広葉樹で、オリジナルのフローリングをつくるため、表面材となる樫の突板の検品を行った。丸太をスライスしてつくられていることは分かっていたが、実際に一枚一枚を手に取ってみると、層によって木目の表情がまったく違うことにあらためて驚かされる。また、大きな節欠けがあったり、黒ずみが出ていたりする層もあり、製品にしていくには、想像以上に細やかな判断が必要になる。これまでフローリングを「製品」としてしか見てこなかったが、その裏側にも、こうした選別の積み重ねがあるのだろうか。どの層を選び、どの表情を使うか。木に実際に触れながら、里山の木の価値と、製品としての質とは何か、考えさせられた。


studio: takashima studio
Work: Ngさんのための家
タグ:ArchitectureProduct


事務所のボスに「みんなもっと実感を伴った検討をしよう」発言から1週間、事務所周辺で続々とスタディをしている様子がみんなから出てきた。写真は、別々の3つのプロジェクトのスタディが、同じ作業台の上で繰り広げられている様子。スタディしながら、それぞれの知見を共有したり、プロジェクトの話をしたりと、いい副次効果が生まれてきていると思う。


studio: kobayashi studio takashima studio
Project: 吉野台団地 明日の郊外団地
Work: On Re. Bas ハヤシハウス
タグ:ArchitectureStudy


内装屋さんがクロスを張るためのパテをうっている。このようにして、ビスや石膏ボードのジョインとの段差をなくしていく。自分でやってみるとものすごく難しい作業というわけではない。ただ、職人さんはこれを延々と作業し続ける。一棟の住宅でどれほどのパテをうつ必要があるのだろうか。現場には星の数ほどやることがあるという言葉を聞いたことがあるが本当にその通りである。


studio: takashima studio
Work: Myさんのための家
タグ:Architecture


工程上後回しとなっていた床やボリュームが施工され劇的に空間が変わった。もちろん、図面を見ているのでそのような空間が立ち現れることはわかってはいるものの、実際に空間を目の前にすると、なんだか感心してしまう。緩やかに区切られている空間がとても伸びやかで気持ちいい。この建物が建築にグッと近づいた瞬間だと感じた。


studio: takashima studio
Work: Myさんのための家
タグ:Architecture


第二オフィス「カトウハウス」増築棟は完成に向けて施工中である。職人に製作してもらった建具を取り付けるため、現在は下地の調整を行っている。コンクリート躯体についても、自分たちで型枠を組み、打設を行ったが、レーザーレベラーで水平・鉛直を確認すると、想像以上にずれが生じていた。プロではない私たちが施工している以上、多少のずれがあること自体に驚きはなかったものの、新築でありながら歪みやずれを矯正しつつ施工している状況は、まるでリノベーションをしているかのようで、不思議な感覚を覚えた。


Project: 吉野台団地
タグ:Architecture


食べない時間を作って腸を休めることで、体にとって良い影響というものがたくさんあると言うことを知ってから数年、朝ご飯はコーヒーだけにして食べない主義であった。しかし、そうなってくると、朝は着替えて歯を磨き、コーヒーを入れたらすぐ仕事に向かうという、健康ばかりを優先してなんだか味気のないルーティーンになってしまっている。もう少し朝から”良い時間”を過ごすということにしたほうが良いのではないかと考えるようになり、最近は朝ごはんを意識的に食べるようにしてみた。コストコで売ってる雑穀パンに、ハム、チーズ、キャベツ、柚子胡椒を載せて、ホットサンドメーカーで焼き上げる。新築住宅で外部建具の枠としてヒバ材を使った時の、ちょうどいい大きさの端材があったので、ピカピカにサンディングしてサービングボードとして活用することにした。QOLが中々に高まった気がしている。


studio: kobayashi studio
Project: 吉野台団地 明日の郊外団地
タグ:


小湊鉄道上総牛久駅前の廃業した食堂を地域ための居場所としてリノベーションするプロジェクト。1/14(水)に地域の方々に声をかけて餅つきイベントを開催した。地元の農家さんから提供していただいたもち米を材料に、これまた地域の空き家から出てきた杵と臼で餅をついて皆で食す。写真はそのイベント中のひとコマ。お施主さんのお父さんが食堂の一角でテレビをつけて見ていると、どこからともなく子供たちが集まり、世代を越えた相撲観戦が始まった。まさしく地域のための食堂が目指す交流の風景。テレビの力は偉大だ。地域の方々が集い交流する場をつくるために、果たして建築になにができるか、今まさに設計を進めている。


studio: kobayashi studio
Project: つりはいらないよ食堂
タグ:ArchitectureDirection


本日、昨年竣工した新築住宅のオープンハウスを開催した。新築住宅を検討中の方や現在設計中の施主さん、すでに竣工したプロジェクトのお施主さんなど、多くの方にお越しいただいた。私が担当している新築プロジェクトのお施主さんにもご来場いただき、実際の空間を体感しながら家づくりのイメージを膨らませていただくことができた。これからの家づくりがより楽しみなものになっていれば、何よりうれしい。また、今回オープンハウスを実施した物件の担当スタッフが、来訪者の方々に設計のこだわりを生き生きと説明している姿を見て、頼もしく、うれしい気持ちになった。オープンハウスやメディアでの発表は、設計者にとって、これまで積み重ねてきた思いや試行錯誤を一気に放出するような、独特の心地よさがある。そんな瞬間に立ち会えた一日だった。


Work: Knさんのための家
タグ:Architecture


本が宙に浮いているような透明な本棚を実現するためにガラスを用いた柱のスタディを行った。ガラスの接着やカットの知識があまりなかったが、先輩方の知見の数々のおかげでさまざまなパターンのスタディをすることができた。自分で作ることで改めてガラスの積層面の美しさや、ガラス接着のコツなどを掴むことができ、施工性や実現可能性を視野に入れながら設計することができた。結局スタディしたものの中から提案に直結するようなものはなかったが、作ったおかげで濃いフィードバックを得ることができ、良さそうなアイデアに辿り着くことができた。


studio: kobayashi studio
タグ:ProductStudy


社宅として住まわせてもらっている古民家は、冬場はとにかく寒さが厳しい。躯体が歪んでいる箇所が多いため、建具がぴっちり閉まらず隙間だらけなのが原因のひとつ。隙間に手をかざすと、ひんやりとした外気が吹き込んでくるのをはっきりと感じる。どれだけ暖房器具を使っても、この状態では効果半減だ。昨日もまた、いそいそと断熱材で隙間を埋めた。これで一歩、暖かい我が家に近づいた気がするが、まだまだその道のりは千里ほども遠い。


studio: kobayashi studio
タグ:Architecture


最近、実際に設計したものを工事するにあたり、どう作るかや、どう見えてくるかのスタディをする機会が多くなった。今まで、設計という想像上で考えていたものを実際に形にしなければならない場面である。これは間接光の実験で、実際にどう見えてくるかや、3Dプリントした部材の透過度など確かめたものである。そうすることで、今まで図面とにらめっこしていた目線が一段と上がるのを感じる。もう少し別の角度から物事を見ることができる。そこから、さらに設計やスタディを重ね、様々な視点から出来上がる建物は「良いもの」だと僕は思うようになった。


studio: takashima studio
Work: ハナエステ
タグ:Architecture


リノベーションや解体工事を行うと、不要となったアルミサッシが出てくることがある。回収してきたサッシは事務所に引き上げ、障子を分解し、アルミ部材とガラスに寄り分ける。アルミは鉄くずとして買い取ってもらい、ガラスは保管しておいて自社物件の改修やローコストのリノベーション案件などで再利用している。こうした集めた廃サッシのガラスを再利用することでshinoda coffee workshopsのショップフロントが出来上がり、現在は事務所オフィスの屋根を廃ガラスで葺き替える計画が進んでいる。そこには環境保全やCSRといった名のもとに行われる建前のリサイクルでは得られない、物質循環のダイナミズムを感じることができる。


studio: kobayashi studio
Work: Shinoda Co
タグ:ArchitectureStudy


先日、基本設計の提案を行った。これまでは図面やパースを提案資料として持参していたが、今回は模型に加えて動画も作成し、提案に臨んだ。すると、模型を見せたとき以上に反応がよく、提案内容をスムーズに理解していただくことができた。私たちは日頃から空間を把握することに慣れているため気づきにくかったが、一般の方にとっては図面や模型だけではイメージしきれない場合があるのだと実感した。今回の経験を通して、提案は自分たちの中で完結させるのではなく、相手にしっかり伝えるための工夫と努力が不可欠であると改めて感じた。


タグ:


2026年になり、仕事始めの一週間はたくさんの模型を作った。2025年の振り返りとして、自分は模型をあまり作らなくなってしまったことが反省点だった。事務所に新しい3Dプリンターが来たり、模型素材を整備して頂けたりとさらに作る環境が整った。現在設計中のプロジェクトで、照明器具を造作で計画しているものがあり、その器具の深さや穴径を何パターンも試作して決定し、3Dプリンターでモックアップを制作した。脳内や図面でのイメージだけでなく、実物や模型をちゃんと作って検討する重要性を改めて実感した。先輩にエスキスしてもらう時にも、図面だけでなく模型があった方がやはり得られるものが多い。今年1年間は、忙しさを言い訳にせずにたくさん作って自信を持って提案できるよう心がけていきたい。


studio: kobayashi studio
Work: Iさんのための家
タグ:ArchitectureProductStudy


事務所の3Dプリンター等が置いてあるデスクの下に、四角く組まれた箱が置いてあり、棚として使っていた。話の流れから、手前に引き出せるようにして、そこに3Dプリンターのフィラメントとかを並べたら使い勝手が大分良くなりそうだという話があがった。kurosawa kawara-tenはとにかく色々なもの在庫として抱えており、建材もそこら中にあるという、何かを作ろうと思った時に素材に困らないような会社である。少し探してみるとキャスターがすぐ見つかった。棚をもう一段増やすためのベニヤもすぐある。仕事中に気分転換にDIYをした。何だかkenzoも満足気だ。


studio: kobayashi studio
Project: 明日の郊外団地
タグ:ArchitectureProduct


今週から仕事始め。久々に3Dプリンターで模型作りをした。前回使用したのがだいぶ前だったためモデルの作成・出力方法を確認したり、うまく出力されずプリンタ側の設定を調整したりと、周囲の人たちの力をこれでもかと借りながら、なんとか完成に漕ぎつけた。今回は面ごとにプリントし、貼り合わせは手作業で行った。昔は手描きだった図面がCADへと移り変わったように、手作業で作っていた模型も、いずれ3Dプリンターが主流になっていくかもしれない。技術革新の波をうまく乗りこなしていきたいと思う一方で、こうしてチマチマと切り貼り作業に没頭する時間も好きなのだ。


studio: kobayashi studio
Work: On Re. Bas
タグ:Architecture


ここ数年、正月飾りをハヤシハウスに飾っている。ハヤシハウスはもともと第2オフィス的な立ち位置だったので、2スタジオ制になった今年もとりあえず前までと同じように飾った。藁は地域の農家さんにもらっているもので、作り方は地元出身の「先生」に毎年教えてもらっている。弊所がある地域は農業や民俗がかなり身近にあるのだ。正月飾りは歳神様を招き、一年間の豊穣や安寧を願うために飾る。今年も、弊所の一年間の発展を祈って年末の仕事納めとした。


タグ:


年末の大掃除で、事務所に点在していた道具や工具を、機材倉庫と呼んでいる建物へ移動した。この倉庫は、自分たちや学生とのワークショップを通して建てたもので、工具を保管するだけでなく、メンテナンスやちょっとしたものづくりができる屋根下の空間も備えている。すべての道具が一箇所にまとまり、必要なときにすぐ取り出せる。それだけで、これからの作業はかなり捗りそうだ。一方で、いざ道具を並べ直してみると、同じ用途のものが重複していたり、壊れたまま使われなくなっていた工具も少なくなかった。今年はそのような物や場所の管理やメンテナンスも、一歩一歩ちゃんとしていきたい。


studio: takashima studio
Project: 吉野台団地 明日の郊外団地
タグ:Study


人は物事を理解するときに大きく2種類のタイプが存在すると思う。言語で理解する人と、イメージで理解する人。もちろん、グラデーションはあると思うが、最近、意識するようになった。たぶん、僕はイメージで先に理解するタイプだと思う。仕事上、事務所内や現場、お施主さんとの打ち合わせなど、さまざまな場面で会話の機会が増えた。いろんなタイプの人がいる中で、一つのゴールに向けて、物事を進めなければならい。そんな中、うまく進む時もあれば、そうでない時もあった。その理由の一つとして、理解のしかたの違いがあるのだと思う。うまく言葉にできない時は、積極的にイメージを描いていこうと思う。


studio: takashima studio
Work: ハナエステ
タグ:Architecture


DITで施工を進めてきたスタジオもいよいよ最終工程に。 施主による塗装工程の1回目塗りが終わり、ぐっと雰囲気がでてきた。 音楽が人生を通した生き甲斐である2人にとって、もしかするとこのスタジオはリビング以上に過ごす長い滞在になるかもしれない。そんな思いから、音楽スタジオながらも、スタジオライクにしすぎるのではなく、リビングのように日常の延長としても過ごせるような仕上げを意識した。 コーヒーを淹れたり、本を読んだりして、ただ音楽を聴きながら過ごす時間。仲間と集まり、バンド練習やセッション、楽器を弾いて過ごす時間。その両方の過ごし方が、自然と溶け込むような場所になって欲しいと願っている。


studio: takashima studio
Work: Ngさんのための家
タグ:Architecture


藤江木工所さんに制作をお願いしていた家具の据え付けが始まった。マンションライクな白基調のクリーンな内装に、工場で製作された精度の高い家具。ここが古民家の中であることをつい忘れてしまう。家具の仕上げには、市原で伐採された樫の木の丸太を0.3mm厚ほどの突板に加工し、合板に練り付けた樫の化粧突板合板を使用している。地域の資源を活かした樫突板の綺麗で力強さのある木目が、古民家の痕跡を完全に消した、ともすると無個性になりそうな空間に地域性というアクセントを与えてくれることを期待している。


studio: kobayashi studio
Work: Nkmさんの母屋
タグ:Architecture


お米づくりを通して地域を活性化する活動を始められるお客さまがいる。先日、そのお客さまが所有し、十数年以上放置されてきた谷津の開拓を行った。谷津へ続く道を覆っていた木々を伐採し、地面に落ちた朽ちた枝を取り除き、畦道の笹を刈り取る。設計事務所の業務とは思えない作業だ。でも、道が開けた先に現れた、木々に囲まれた広大な田んぼだった土地を前に「ここをどのような場所にしていこうか」と思いを巡らせるのはワクワクする。トラクターが田んぼを覆う草をまるでモーセの海割りのようにかき分けて進む光景を間近で見られたり、川沿いでお客さまお手製のランチをご馳走になったりと、身体は疲れたが充実した一日だった。


studio: kobayashi studio
Project: 栢橋プロジェクト(仮
タグ:Architecture


僕は学生時代にたくさんの建築の提案を考えて模型を制作してきた。たくさん有名な建築を見に行き、専門的な本も読んだ。しかし、自分で作った空間に入るという経験はまだなかった。この現場はまだ工事途中で、まだ壁の下地が立っただけの状態である。しかし、画面上で書いた壁の線が実際に形になるのは、とても新鮮な体験だった。3Dモデルなどをつくり、何度も空間のイメージはしていたが、やはり1/1という空間に入るのはとてもわくわくする。
僕は学生時代にたくさんの建築の提案を考えて模型を制作してきた。たくさん有名な建築を見に行き、専門的な本も読んだ。しかし、自分で作った空間に入るという経験はまだなかった。この現場は工事途中で、まだ壁の下地が立っただけの状態である。しかし画面上で描いた壁の線が実際に形になるのは、とても新鮮な体験だった。3Dモデルなどをつくり、何度も空間のいめーじはしていたが、やはり1/1という空間に入るのはとてもワクワクする


studio: takashima studio
Work: ハナエステ
タグ:Architecture


電気温水器の不調で給湯器を取り付けるための現地調査を行った。現場ではエコキュートの経験しかなく、一般的な壁付けの給湯器についてあまり解像度が高くなかったが、職人さんとの現調を経て金額感や気にしなければならないことなど少し教えて頂き理解が深まった。都市ガスかプロパンガスか、給湯器の容量、追い焚きありなし、給湯専用など、様々なタイプがあり、商品選定の際気にしなければいけないことが分かった。古民家改修の現場を担当するようになり、知らないことがまだまだたくさんあると思い知らされると共に、新しいことを学べることがとても嬉しい。


studio: kobayashi studio
タグ:Architecture


機材倉庫の開口部のガラリが完成した。この木材は、廃材である。金属加工業者が使用しているパレットが高耐久性能を誇る南洋材なので、いらなくなったこのパレットをkurosawa kawara-tenでは引き取ってそれを解体し、デッキ材やフェンス材として利用している。廃材であるはずなのに、これがかっこいい。寄りで見ると寸法がまばらだったり曲がったり反ったりしているが、外回りで使おうと思ったらその寸法誤差は特段気にならない。むしろ、表情を生んでいて他では作ることのできない唯一無二のテクスチャになっていると思う。


studio: takashima studio
タグ:Architecture


現在設計中のプロジェクトでアクリルパネルを使う想定をしている。あまり自分には取引の経験がなく、どのメーカーのアクリルが良いのかなどあまりわからないのだが、新大久保を歩いていると偶然施工中の現場でアクリルを使っているのを見つけた。ぱっと見はガラスのように透明度が高く、とても綺麗な印象だった。街を歩く時にもいろいろな発見があり、今後もたくさんの有益な情報との思いがけない出会いができるようにアンテナをはって過ごしていこうと思った。


studio: kobayashi studio
Work: Iさんのための家
タグ:Architecture


屋根材をガラスにした場合の葺き方についてスタディを進めている。実際に作ってみることで、留め方や雨漏りの可能性、施工時の安全性など、考えなくてはいけない点が見えてきた。また、これを町場の職人さんにお願いして施工することを考えると、特別な技術を必要とせずにできる方法を探る必要がある。まだ課題は多いが、なんとか実現させたいと考えている。


studio: takashima studio
Work: ハヤシハウス
タグ:Study


事務所からほど近い市原市栢橋。この地域の里山の風景を守りたいというお施主さんの依頼で、お施主さん所有の谷津田の開拓をお手伝いしている。まずは谷津田にアクセスする道を整えたうえで、トラクターを入れて草刈から始める。15年近く放置されていたため、背丈を優に超える藪が生い茂り、奥に踏み入るのも困難な状況だったが、ハンマーナイフのアタッチメントをつけたトラクターは悠々と草をなぎ倒し、あっという間に平地があらわれた。まだまだ先は長いが、一歩づつ着実に進めていきたい。


studio: kobayashi studio
Project: 栢橋プロジェクト(仮
タグ:DirectionReal estate


これは何の部屋でしょう?正解は、元は空き家だった物件に付属する倉庫だ。店舗併用住宅だったため、おそらく在庫品の保管に使われていたのだろう。現在の住人からの依頼でこの倉庫を利用して厨房をつくる計画があり、初めて中を覗いてみた。すると壁一面に、細長い木材がびっしりと打ち付けられていた。何かの用途があったのか、あるいは意匠的なこだわりだったのか、理由はわからない。何もない寂れた空間を想像していたので、いい意味で裏切られた。元の住人の歴史が感じられるこの仕上げを、あえて残し意匠として活かす案が浮上している。建物の個性が生きることで、二つとない空間になる。それこそが、リノベーションの醍醐味であり、楽しみだ。


studio: kobayashi studio
タグ:Architecture


やはり、外部環境や窓というのは、建築を見る視点として、役割が大きいように思う。窓は視点を定義して、外部環境はそこに投影される。この建物で過ごすことは映画を見ているような体験だった。ライブリーに動く子供。その前を通り過ぎる車。それを縁取るフレーム。コーヒー。同じ風景を見ているようで刻々と時間が流れて行く。そんな日常を作るのも建築家の仕事の一つである。


studio: takashima studio
Work: Kさんのためのアパー
タグ:Architecture


事務所のすぐそばに、10年から20年ほど放置されていた空き家がある。以前から少しずつアプローチをしてきたのだが、今回ようやく持ち主さんとの話がまとまり、引き継ぐことができた。持ち主さんは関西に住んでおり、相続したこの家を使う機会はなかった。使われない家は、時間とともに確実に傷み、月日を経るごとに手間もコストも増えていく。使わない家は、そのまま抱え込むのではなく、使える人へと継承されていく。それは、都市としてとても健全な循環だと常々感じている。建物は所有され続けるよりも、使われ続けることで価値を保つ。この家をきっかけに、この街がまた一つ良くなるような使い方を、考えて行きたい。


studio: takashima studio
Project: 明日の郊外団地
タグ:ArchitectureReal estateStudy


3年半ほど断続的に動かしてる蔵プロジェクトであるが、もので溢れてきてしまう&プロジェクト自体も動いてないと、まるでゴミ屋敷のような状態になってしまう。そうなってくるといざ工事を始めようと思っても、物理的にも気持ち的にも工事がし辛い状況となってしまう。(いい意味で)何かが起こりそうな場というものの設えというものはあって、間違いなく今の現場状況はなっていなかった。まずは使わないものを現場から下げ、掃除をして、ものを纏めて、次からスムーズに施工が出来るように場を整えた。いい雰囲気が出てきたと思う。


タグ:Architecture


ディスプレイする棚の寸法関係や操作性を確認するを作るためにモックアップを作った。壁合板の目透かし部に差し込むためにまず端部を欠き取り、その後レコードを差し込むために溝を掘る。尺金を使って木材に墨を出し、丸ノコで欠き取り、溝切機で溝を掘る。時間にして10分程で作成できた。入社するまでDIYすらもほぼやったことないレベルだったが、4年近くもkurosawa kawara-tenで働いていると施工スキルが大分ついてきたなと思う。このモックアップは最終的に使うものではなくあくまでも試作品であるため、大工さんがやるほどの精度ではやっていないが、設計者として寸法を詰め切るためにもモックアップは時に必要であるため、サクッと施工ができる能力があるということは、設計者としては大分得だなと思う。


studio: kobayashi studio
Work: On Re. Bas
タグ:ArchitectureStudy


とあるマンションの解体工事が始まった。いざ壁や床を開けてみると、いろいろな発見があり、予想を裏切られるようで面白い。この現場の1階を解体してみると、本来ならば必要のない場所に断熱材が見えてきた。不思議に思い昔の図面を見てみると、反対側は駐車場であることがわかった。いわいるマンションなどにある室内駐車場である。また、床を壊すことでスペースがもっと広く使えることがわかってきた。どう使っていこうかと想像が膨らむ。たまに、壁を開けてみると材が腐っていて、交換しなければいけないなどの嫌なこともあるけれど、建物を解剖しているようで、楽しい工程の一つである。


studio: takashima studio
Work: ハナエステ
タグ:Architecture


新しいプロジェクトの敷地調査に行った。かなり急な斜路を登った先にふっと敷地があらわれ、振り返るとみなとみらいや富士山がかすみ、日暮れという時間もあいまって絶景だった。かつてはススキの原っぱや照葉樹林が広がっていたのだろうなとしばらく感傷にひたりつつ、ここで新しい暮らしを始めようとしているお二人の背中を柔らかく押してあげたいと思った。


studio: takashima studio
タグ:Architecture


先日、住宅を建てさせていただいたお客さんと一緒に、敷地内に併設する音楽スタジオ棟をつくっている。骨組みと外壁、屋根までは職人さんにあらかじめ施工してもらい、内部の吸音材や防音壁、内装仕上げはDIYで行う計画だ。お客さんのDIYに、設計者である僕らも加わるこのやり方を、僕らはDIT(Do it together)と呼んでいる。防音は、重量による遮音と、反響を抑える吸音材の組み合わせで成り立っている。実際にパネルを持ち上げ、そのパネルの重さや、空気層の数、その間にいれる綿を見ると、たしかに防音しそうだと、肌で実感する。 知識では知っていても実際に手を動かしながら、重さや固さ、手触り、施工の大変さなどを感じるこの進め方は、学ぶことがとても多い。


studio: takashima studio
Work: Ngさんのための家
タグ:Architecture


高島スタジオの拠点となる場所の陸屋根のシート防水を施工しながら、ここ最近現場監督に徹する時期が続いていたので自分で施工することの楽しさを感じていた。防水工事の施工はFRP防水しか経験がなかったのだが、似ているところもありつつ、塗料の混合の仕方や硬化のスピードには違いがあり、新しい工法に久しぶりに触れたことが新鮮だった。世の中には様々な工法があり、その種類の膨大さに先人たちどれほどの試行錯誤と創意工夫があったのだろうとしみじみと思う。


studio: takashima studio
タグ:Architecture


第三オフィスを絶賛整備中で、今日は増築棟の屋根の防水工事を行った。以前、藤江ビルの屋上防水工事の際に職人さんからレクチャーを受けていたおかげで、今回はとてもスムーズに工程を進めることができた。普段から職人さんとの距離が近い私たちだからこそ、教えていただきながら自分たちのできることを少しずつ増やしていけるのだと実感した。


studio: takashima studio
Project: 吉野台団地
タグ:Architecture


冷え込みが厳しい季節になってきた。社宅として住まわせていただいている築120年以上の古民家は、日当たりの悪さや、経年による柱・梁の歪みから生じる隙間風のせいで、冬はかなり厳しい環境になる。(その代わり、夏は扇風機だけでも割と快適に過ごせる。)少しでも断熱性能を高めるため、障子紙をプラスチック段ボールに張り替えている。暖気が逃げにくくなったのはもちろん、障子よりも光の透過性が高く、ほどよい自然光を取り入れることができる。子どもができた今では、障子紙を破られる心配がないのも嬉しいポイントだ。朝起きて、プラダン越しにやわらかく差し込む光を感じられる光景が、今の暮らしのささやかな楽しみになっている。


studio: kobayashi studio
タグ:Architecture


施主が料理人であるというアイデンティティから着想を得て、円柱を用いた設計を行なっている。円柱はお皿の形をイメージしている。詳細設計に入って細かい収まりや素材選定が始まったのだが、ここにきて再び言語化の壁にぶつかってしまった。基本設計の時にも何度もぶつかり、脱出できたと思っていたのだが、まだまだ甘かったみたいだ。ボスからのエスキスと、一冊の本をお借りしたことで一晩考え抜いた。お皿とは、料理とは、旬とは、食とは。それを建築空間として捉え直すこと。世界一のレストランとして知られるNOMAの本には美しすぎる料理の写真が多数あり、食事という体験を最大化させたような料理たちからたくさんのイメージが発散された。いつか自分も世界一のレストランに行ってみたい。


studio: kobayashi studio
Work: Iさんのための家
タグ:Architecture


上総牛久駅前で地域の方々のためのこども食堂の開業をサポートしている。先日、ともに立ち上げをサポートして頂いている開宅舎の代表でありデザイナーの高橋さんと一緒に、食堂のコンセプトを見据えるべくブレストをおこなった。提供する食材や開業運営にかかわる人材資材など、その多くが地域のサポートで成り立つ場所をつくりたいというお施主さんの意向から、高橋さんや我々の人脈をフル動員してたくさんのアイデアが出た。開宅舎、そしてkurosawa kawara-tenがこの地域で育ててきた人のつながりを実感してなんだか誇らしいと同時に、僕らがこの地域で出来ることがとても増えているということを肌で感じる。建築だけでなく人と人、人と地域の関係性をつくっていきたい。


studio: kobayashi studio
Project: つりはいらないよ食堂
タグ:ArchitectureDirection


On Re. Baseプロジェクトの増築に使用する構造材は、材木屋さんからいただいた一次製材状態の木材を製材所で必要寸法になるように再度製材したうえでプレカットをお願いすることになっている。先日、打ち合わせとテスト製材を兼ねて、プレカットをお願いする予定の大三商行の担当者さんと一緒に製材所に視察に伺った。あえて木材の耳を残した状態でのプレカット加工にチャレンジするため、製材方法について打ち合わせをし、実際に製材する様子を見せていただいた。普段なかなか目にすることがない大型の帯鋸製材機にテンションが上がる。建築が多くの関係者の職能と創意工夫で出来上がっていることを実感した1日だった。


studio: kobayashi studio
Work: On Re. Bas
タグ:Architecture


先日竣工してお引き渡しした物件にピアノが搬入された。そのためにアーチ型のはめ殺し窓を外して入れ直す作業を行う必要があり、作業自体は簡単でも高所のため足場を準備する必要があったり、ピアノ搬入業者との絡みもあるため少々大変なところもあった。一度外すことになったのは、詳細設計時に自分の力ではおさめることができずに先輩に助けてもらった窓だったので、改めておさまりを見直すことができてさらに理解が深まったと思う。搬入されたピアノは装飾が印象的なアップライトピアノで、この建築のコンセプトにもぴったりなものだった。設計趣旨を理解して理想的なピアノを選定してくださったお施主さんには頭が上がらないなと思いつつ、良好な関係性を続けることができている現状に感謝する二日間だった。


studio: kobayashi studio
Work: Knさんのための家
タグ:Architecture