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これは女子寮のある一風景だ。住人が増え、食器やコーヒーを置く棚が欲しいと思っていたところだった。以前の住人が使っていた赤い椅子が2脚ある。座面が低く、色も赤く、背もたれが長い――どうにも使い道に困っていた。ある日帰宅すると、あの赤い椅子の背もたれが、いつの間にか棚に生まれ変わっていた。建築物は静的で動かないものだと思いがちだが、私にはじわじわとうごめいているように見える。住まい手が住みやすいように、少しずつ姿を変えていくのだ。そんな能動性を引き出せるデザインと、それを生む思考に、私は惹かれているし、これからも惹かれていくのだろう。​​​​​​​​​​​​​​​​

05.19

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