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現在担当している古民家リノベーション現場では、解体で出たものをできるだけ再活用できるように努力している。仕上げ面材になっていたラワンベニヤや、下地の木角材、ここまではいつも資材を無駄にしないように気をつけているが、今回は土や藁、ビスの一本に至るまでかなり丁寧に集めている。敷地はチバニアンという地磁気逆転地層が見られる町で、このプロジェクトにも、積層というキーワードが大きく関わっている。解体材を積極的に使うことは、地層という長い年月をかけて形成された地球の痕跡へのメタファーとなる。この建築が現代社会へどのような問いを立てるのか、まだ言語化しきれていないが、強いメッセージ性を持つということに確信を持っている。竣工が楽しみで仕方ない。次回は集めたビスが最終的にどれくらいの量になったのかをお見せしようと思う。

04.16

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