

studio: kobayashi studio
Work: Nkmさんの母屋
タグ:Architecture










外構工事にて大谷石の石貼り舗装の作業がスタートした。この日はいつもお世話になっている、武田屋作庭店の武田さんと打ち合わせ。舗装に使う300mm×150mm×60mmの大谷石は石材屋さんが解体して引き上げてきたり、現場で余らせたりして使い道がなくなったものをカットして製材し直したものである。そのため角が欠けていたりするものもあるが、それもまたワイルドな石材としていい味を出している。石材の寸法に合わせて制作した埋込の手摺に合わせ、意匠や施工性、歩留まりを考慮しながら割り付けと目地寸法を検討する。打ち捨てられていた不揃いな材料たちに再び寸法が与えられ、mm単位で検討した設計の中に組み込まれていく。頭を悩ませることは多いが、これこそ建築設計の醍醐味と呼べるような時間である。





外構工事にて大谷石の石貼り舗装の作業がスタートした。この日はいつもお世話になっている、武田屋作庭店の武田さんと打ち合わせ。舗装に使う300mm×150mm×60mmの大谷石は石材屋さんが解体して引き上げてきたり、現場で余らせたりして使い道がなくなったものをカットして製材し直したものである。そのため角が欠けていたりするものもあるが、それもまたワイルドな石材としていい味を出している。石材の寸法に合わせて制作した埋込の手摺に合わせ、意匠や施工性、歩留まりを考慮しながら割り付けと目地寸法を検討する。打ち捨てられていた不揃いな材料たちに再び寸法が与えられ、mm単位で検討した設計の中に組み込まれていく。頭を悩ませることは多いが、これこそ建築設計の醍醐味と呼べるような時間である。


studio: kobayashi studio
Work: Nkmさんの母屋
タグ:Architecture


友人の自邸となる中古マンションのリノベーション。施工を担当させてもらった。組織設計事務所に勤めており、普段は住宅スケールの設計をしていない友人だったが、kurosawa kawara-ten側でアドバイスをしながら、家具図面や金物選定まで含め、細部まで自身で設計してもらった。引越しと荷解きが落ち着いた頃に訪ね、ゆっくり話をした。自分で隅々まで考えたものが、期待以上のかたちで実現できたということを、嬉しそうに話してくれた。イメージする暮らしを自分の力で実現するというコンヴィヴィアリティを取り戻すこと、そして、設計者として、絵に描いた餅ではなく、全て理解をして決定するという実感を持つための後押しができたように思う。


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先日スタディしていた木単管の棚が完成した。間伐材のサクラを旋盤で丸く加工し、クランプで組み上げた棚に、蒸留機が収まった。無骨なのに木の温かみがある、不思議な棚に出来上がった。店主はコーヒー屋でありながら、新たに植物の蒸留とコーヒーを組み合わせられないかと挑戦している人だ。一見異色な組み合わせだが、どこかつながりそうな予感がある。木とクランプで組んだこの棚も、そんな店主のスタンスを表すような仕上がりだと感じた。木の単管づくりから始まり、店主と一緒に手を動かしながらようやく形になった。完成した瞬間の満足そうな様子を間近で見れたのが、とてもよかった。


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GW明けに着工した現場の引き渡しがあった。細かいタッチアップや清掃を終えて、吹き抜け手摺を囲いながら振り返りの談笑をしていた。この写真は、先輩が下から自分を撮ってくれた一枚。あまりにも靴下に穴が開き過ぎている。朝履いた時には穴なんてなかったが、たった1日でこんなことに。最終日ということもあり動き回ったからだろうか。このプロジェクトでは4つの円形吹き抜けが設けられている。自分の靴下にも多くの円形吹き抜けができてしまった。恥ずかしい気持ちもありつつ、このプロジェクトの終わりにふさわしいとも思ってしまった。次のプロジェクトに繋げられるように反省しながら、靴下を新調しに行った。


studio: kobayashi studio
タグ:Architecture


ここ数週間格闘していた蒸留機一式を置く台兼棚が、ついにShinoda coffee workshopsに誕生した。事務所のすぐ近くに転がっていた山桜の丸太を削って製作した丸棒を、足場の単管パイプなどを固定するクランプで組み上げて、上に蒸留機一色、下に廃ガラスを重ねて作った合わせガラスを置き、棚とした。ここからさらに蒸留機用に周囲を配管なり給水ポンプなりが取り付いてくる。お施主さんとは、世界観としては完全に、デスクトップPCの側がクリアケースで出来ていて、内部構成が丸見えになっているあのテッキーな感じだよね、という話をした(出来たものは原始的なルーズな納まりで非常にローテクな作りではあるが)。ヤバいものが出来てきた。


タグ:Architecture


お客様が所有し、今は使用していない谷津田。去年の秋頃からお客様とkurosawa kawaratenで定期的に草刈りを行っていたが、春頃から悪天候や米作りの繁忙期と重なり、しばらくお休みしていた。先日、電気工事の現地調査でおよそ半年ぶりに足を踏み入れたところ、足元の草はそれほどでもなかったが、頭上の枝葉やそこに張られた蜘蛛の巣が行く手を阻むほどに繁茂していた。そして突然、田んぼだった場所から猪の鳴き声とガサガサという音が。さらに、わたしの横をウリ坊が走り抜けたので思わず冷や汗をかいた。草刈りをしていた頃は自然の生命力を心地よく感じていたが、今回は、放置すれば一瞬で飲み込まれる自然の荒々しさも痛感した。


studio: kobayashi studio
Project: 栢橋プロジェクト(仮
タグ:Direction


この敷地にもともとあった大谷石のブロックを解体したものを再び敷地内の別の場所に積み上げた。どれほどうまくいくか施工前はやや不安な点もあったが、実際に職人さんに積み上げてもらうと、美しいと感じるほどきれいに仕上がった。良い材料を使うことが良い設計だったり、良い施工であるとは限らない。その辺にありふれたゴミのような材料でもうまく活用することによって見違えるように変化を生むことができる。なんでも壊して捨ててしまうのではなく、なんとか上手く使えないか頭を捻って、活路を見出すことも設計であり、そこに現場管理も設計もやっている僕らの強みがあると思う。


studio: kobayashi studio
Work: On Re. Bas
タグ:Architecture


ガラスを階段状にカットする方法を検討している。ガラスカッターでは直線的に端から端まで切れてしまい、複雑な形状を作るのは難しいとわかった。素材の原理に従うのではなく、素材に形をぶつけていく設計プロセスは非常に面白い。うまくいかなかったらまた設計に戻り、形を修正していく。こうしたアウフヘーベン的な発想によって、今まで思いもしなかったものに飛距離を飛ばせる感覚がある。そこで今回、グラインダーでガラスを削るように加工してみた。成功か失敗かはまだわからないが、新たな一歩を踏み出せたと感じている。


studio: kobayashi studio
タグ:Study


今日、人生で初めてトイレを外した。初めは、トイレがどのように設置されているかなどは、ほとんど知らず、まさか自分が外せるなんて思いもしなかった。まずは、取り付け説明書をよく読んで、組み立てと逆の順序で、パーツを外していく。そうすると、案外トイレはシンプルな構成のパーツで作られていることに気が付く。重要なのは水を通る出入り口を繋ぐパッキンで、それを圧着させるためのビスやボルトなどが付いている。仕組みがわかっていると、不具合が起きた時に、予測を立てて対応しやすくなると思った。そして、水道屋さん視点も少しだけ得ることができたと思う。


studio: takashima studio
タグ:Architecture


外部で使用する特注のスチール手摺の制作を株式会社新和さんに依頼して進めている。これは古民家の外構に使用するもので、古民家ならではの錆びた銅の板金や雨どいの質感に合わせるべく、初めはエイジングした銅板金での製作を検討していたが、金額や品質安定性の観点からスチール板金を使用して特殊塗装で仕上げることとなった。この日は製品検査と塗装の色味確認のために塗装工場に伺って、実際の塗装の様子を確認。錆びた銅の質感を再現するため、銅色で中塗りした状態の部材に薄く希釈した黒色塗料をスプレーガンで何層にも塗り重ねていく。職人の手による絶妙なムラ感で、納得のいく仕上がりになった。現場に設置されるのが楽しみだ。


studio: kobayashi studio
Work: Nkmさんの母屋
タグ:ArchitectureProduct


ようやくonrebaseの構造材に全てプレカット図の番付をふる作業が終わった。一本一本木材を見て、どこにどの面が出るようになるかということを指定して行くという作業だった。これらは全て露出されるいわゆる”化粧材”という扱いになる。通常化粧材というと、節や割れがなかったり、表面がプレーナーと言われる木材の表面をカンナのように直線的に削り、ツルツルに仕上がった状態の木材を使う。しかし今回のプロジェクトでは、木材は製材で断面寸法を整えた挽きっぱなしでノコギリの目が見える状態であり、所々丸太だった時の記憶が残る角の丸みが残るといったかなりワイルドな化粧材となる。プレカット工場の作業員にこれを見せると、皆これで化粧材?というリアクションになる(あまりにも彼らが普段から扱っている化粧材からはかけ離れている)。onrebaseではこれでいいのだ。むしろワイルドである方がいい。あとは無事加工が終わってくれることを願うばかりだ。


studio: kobayashi studio
Work: On Re. Bas
タグ:Architecture


地域食堂の1日イベントにて。改修後の完成イメージのひとつとして、食堂ロゴの縮尺1/2模型も展示した。模範となる形(食堂の『食』)はあるものの、実際はマグネットで壁に貼り付けることで、毎日すこしずつ形が変わる、形の定まらないロゴとして活用される想定だ。食堂に遊びに来た子供たちが遊んだらいいね、なんて関係者で話していた。イベント当日。わたしが連れてきた娘が一番この模型に食いついていた。積み木のように積んでみたり、組み合わせて形を作ったり、まさに理想としていた遊び方。思いがけず、わが子でそれが現実になったことがちょっと嬉しい日だった。


studio: kobayashi studio
Project: つりはいらないよ食堂
タグ:ArchitectureDirection


先日、竣工祝いに、とあるお客さんの自邸にお邪魔した。その時に撮った写真である。目地の揃ったタイルにハマるような形で、ニッチが設えてある。ここが、この施工の最高難易度であった。リノベーションにおいて、そもそも壁や天井が正確ではないし、逃げがない納まりであった。そのため、タイル目地を0.1ミリ単位で調整している。そんな苦労もあり、そこにダウンライトが入ったことによって、命が宿ったように感じた。


studio: takashima studio
タグ:Architecture


週末にガラス製品を制作しているSghrのポップアップにお邪魔した。これは弊所のボスの設計である。什器はあくまでも商品の引き立て役でなので目立ちすぎずそれでいて存在感がある。売れてしまうと再度陳列するため頻繁に商品の補充を行うため、段ボールや商品を置いておく場所が必要なのだが、陳列棚の下部を有効活用しそこに置いてしまうという潔さは気持ちがよかった。店舗は雨にも関わらず絶えず人が出入りしていて盛況だった。場所が変わっても繰り返し使える什器によって、ポップアップを各地で開催できるようになり、Sghrができることが増え、より遠くへアプローチできるようになっている。建築だけでなく家具スケールでもしっかりと後押しできるということを学んだ。


タグ:Architecture


リノベーションの現場から業務用の冷蔵庫を引き上げてきた。こういう冷蔵庫を見ると、昔の駄菓子屋を思い出す。ガラス越しに瓶のジュースが並んでいて、自分で取り出して飲んでいたあの感じ。今回は元々使っていた冷蔵庫の調子が悪くなっていたので、タイミングよく新オフィスに導入することができた。カウンター下に収まると、まるでコーヒースタンドの厨房のようだ。カウンター越しに遊びにきた人に提供するのも良いが、近所の子供たちが遊びにやってきて、この冷蔵庫からちょっともらうねーとジュースを持って行く、そんな風景があってもいいなと思った。


studio: takashima studio
Project: 吉野台団地
タグ:


今週は現場移動の多い一週間だった。運転中にふと目に飛び込んできた景色に心を動かされ、思わず車を停めて写真を撮ってしまった。私たちが活動する地域には、誰かがきちんと手入れをしている田畑が多いように感じる。丹精込めて手入れされた田畑は、ただ「自然にそこにある」のではなく、誰かが毎日、毎シーズン、地道に積み重ねてきた結果なのだと思う。それを移動の途中でふと感じ取れるのは、忙しい現場仕事の合間だからこそ余計に染みるものがあった。日々の努力がこうした風景を作っているのだとしたら、私が今取り組んでいる仕事もまた、誰かの目に映るちょっとした景色の一部を作っているのかもしれない。そう思うと、また頑張ろうという気持ちになった。


studio: kobayashi studio
タグ:


shinoda coffee workshopsにて。蒸留機を置く棚を、単管のように見立てた木で組んでみようとしている。木材は市原市で出た間伐材のサクラなどを、旋盤で丸く加工したものだ。現場で店主も交えながらごちゃつきすぎない単管の組み方を考え、方針が決まった。来週一緒に作ってみる。どんな仕上がりになるか楽しみだ。


studio: kobayashi studio takashima studio
Work: Shinoda Co
タグ:Architecture


GW明けに始まった現場がいよいよあと一週間で一旦の区切りを迎える。家具や建具、照明器具付けといった最終盤の工程になり、毎日現場には大きな変化が起きるようになった。今回施主が住みながらの工事だったため、ほぼ毎回現場終わりにその日の進捗と翌日以降の日程共有をしてきた。下地を進める地味な進捗の日もあれば、吹き抜けを開ける大きな変化の日もあった。どんな進捗の時でも、なかなか職人さんとの日程調整がうまくいかず現場を開けてしまっている時でも、どんな時でも温かい対応をして下さった。想定よりも工期がかかってしまい申し訳ない気持ちで心苦しかったが、ようやく全貌がみえてきた。毎日の大きな変化にとても喜んでくださり、終盤の過酷さの中でかなり力をもらっている。この恩は絶対に返さなければならない。


studio: kobayashi studio
タグ:Architecture


ついに製材が終わり、プレカット工場に構造材が運び込まれた。ここまで来ればもう安心…という訳ではない。ここでやったことは①目視等級区分による材の検査。②含水率のチェック。③一本一本どこで使うか指定すること。の3つである。上から説明していく。今回の構造計画において申請上は無等級(JAS規格外)で出しているが、だからと言って腐っていたり節だらけだったり何でもいいという訳ではない。無等級材にも樹種ごとに告示で定められた基準強度があり、構造計算はその数値を見込んで成立している。目の前の材が本当にその強度を持っているのかを担保するために、JASの目視等級区分に倣って、一本一本目で節の割合や腐れを確認して等級を振っていった。次に木材の含水率を一本一本計測していき、構造設計者から貰っているラインを超えているかどうかで仕分けしていく。そういった検査をしていると、想定のラインから弾かれてしまう木材が半分ぐらい出てきてしまった。ただ、弾かれた=使えない、ではない。その場で構造設計者と一緒に材を見ながら、力のかかり方を考慮して、どこに何の材を使うのかを決めていく。例えば梁材で節が一辺に集まっているものは、その辺を上向きにして使う。曲げがかかった時に一番引っ張られるのは下端だから、節のある面を上に持ってくれば、弱くなる場所と力のかかる場所がずれる。含水率が高い柱も、大壁の中に納めてしまえば、その後の木材の動きをあまり気にしなくてよくなる。材のクセと、その材が置かれる場所の条件を突き合わせていく作業だ。そうなってくると、プレカット工場に自動で番付を振ってもらうことが難しくなってくるため、僕らの方でそれを行うことにした。結局1日ではやり切れず、来週もう1日かけて行う予定だ。もうひと踏ん張り。


studio: kobayashi studio
Work: On Re. Bas
タグ:Architecture


ずっと検討していたアルミサッシに取り付ける木つまみの施工が完了した。設計から制作までかなりの時間がかかってしまった。特に固定方法にはかなり苦戦してしまった。アルミサッシの溝に、ガラスを割らずに、力を加えても安定させるという条件。最終的には3Dプリントで治具を作成することで成立させることができた。これ無理じゃない?という状況をどのように脱出するか、この力は設計力と直結する。まだまだ経験値もアイデア力も足りないなと実力不足を実感した。最近の課題は、自分が出すファースト案の出来が悪すぎるということだ。家具や建具などの制作図面をチェックしてもらう際、自分ではバッチリだと思っていてもいくつもミスや不整合がでてくる。図面の直しに時間を取られて他が進まない。これを改善することが今の自分に一番必要なことだと感じている。


studio: kobayashi studio
タグ:Architecture


On Re. Baseの構造材の材料管理のためにプレカット工場にお邪魔した。このプレカット工場からは主に関東県内へ出荷されているそうだが、とてつもなく広い場所に材料が積み上がっているのを見て、とにかく圧倒された。これまではプレカットを発注したら、しばらくして材料が納品され、実際にどのような場でどのようにしてプレカットされているかを見ていなかったので、こんなにも大きい場所で二交代制で常時稼働しているというのには驚いた。僕らが設計して施工しているものは世界のごく一部にしか過ぎないということを認識しつつ、だからこそ目の前のことを一つ一つこなしていこうと思った。


studio: kobayashi studio
Work: On Re. Bas
タグ:Architecture


お盆休み前に上総牛久駅前で開業準備中のうしく食堂で1日オープンイベントを行った。この日は食堂の正式オープンに向けたローンチのイベントも兼ねて、改修後の完成イメージや模型を作成し、施設運営を一緒に行うサポーター「共飯者」を募集するチラシをお配りした。地域の材料で作った場所で、地域の食材を使ったご飯を食べるために、地域の老若男女が集う。一昔前は当たり前だったそんな光景が取り戻せるのではないか。そんな期待を抱くイベントになった。オープンは2027年春予定。乞うご期待。いろいろな形で関わっていただける「共飯者」も募集中です。


studio: kobayashi studio
Project: つりはいらないよ食堂
タグ:ArchitectureDirection


現場終わりに海に寄った。こんなにも現場の近くにあることに驚くと同時に、なにか、学校の授業を抜け出して遊びに行くような、背徳感のようなものも感じた。何かに没頭していると、身近にある美しいものの存在を忘れてしまうんだな~と、海のひんやりとした風が教えてくれる。よく考えれば、ここに机と椅子があれば、仕事もできるし、ぼーっともできる。仕事の隙間に、また来よう。


studio: kobayashi studio
タグ:


北欧へ旅行に行った。コペンハーゲンの運河沿いを歩いていると、驚くような光景に出会った。運河を活用したプールがあることは知っていたが、プールとして整備された場所だけでなく、ただの運河の水辺でも人々が思い思いに、いわば「運河浴」を楽しんでいた。都市をこんなにも全身で楽しめる環境があることに、日本の都市空間で育った身としては衝撃を受けた。街路樹や自転車道も整備され、車や特別な施設に頼らず、身ひとつで街を快適に楽しむことができる。健康やウェルネスが、都市そのものに溶け込む理想系を見た。一方で、これをそのまま日本に持ち込めるわけではない、という強い実感も得ることができ、良い視点を得られた旅だった。(良い縦写真がなかったのが残念である・・・)


studio: takashima studio
タグ:Architecture


設計を担当している地域食堂のイベントがあった。終了間際に、ひとりの子どもがおもちゃをコンクリートの隙間から側溝に落としてしまった。泣き叫ぶ子どもの姿に、すぐさま周囲の大人達が立ち上がった。皆が自分が用意できる思い思いの道具を持ってきて、あの手この手でおもちゃを取り出そうと奮闘する。そんななか、弊所所員が仕事道具として車に積んでいた工具を持ち寄り、数人がかりでコンクリート製の溝蓋を持ち上げることに成功。さらに汚れ作業に抵抗のない所員が側溝の中に手を突っ込んで、ついにおもちゃを取り出した。救出の瞬間にあがる歓声。たったひとりの子どもの笑顔のために大勢の大人が必死になる姿、ひときわたくましい同僚たち。はからずも、地域食堂イベントの締めくくりに相応しい、地域の人々が助け合う優しい光景に感動した夜だった。


studio: kobayashi studio
Project: つりはいらないよ食堂
タグ:


6月頃から、女子寮の庭でオクラを育てている。庭のある暮らしは7~8年ぶりのことだ。久しぶりに土のある庭を目にしたとき、「何か育ててみたい」という気持ちが自然と湧いてきた。そこで庭の一角にオクラの苗を植えた。庭のある暮らしは、こうしてオクラや植物の成長とともに時間の流れを感じることができ、とても嬉しいものである。最近の記録的な大雨にも負けず、ついに待ちに待った初収穫を迎えることができたのでパシャリ。そんな私たちの日常の風景である。


studio: kobayashi studio
Project: 吉野台団地 明日の郊外団地
タグ:


弊所がある戸建団地の中を歩いていたときの出来事。ご近所さんに照明の調子が良くないから困っていると道端で相談を受けたのでその足で見に行くと、引掛シーリングと言う部材が割れて壊れていた。電気工事士の資格を持っていればこんなものを直すのはすごく簡単なので、すぐに修理に取り掛かった。そういえば、kurosawa kawara-tenで今はオフィスとして使っているハヤシハウスに住んでいた林さんは電気工事士だったらしいが、よくよく話を聞いてみるとその方がここの電気工事を行なったらしい。リノベーションのように先人の仕事を引き継いで次に繋げるということを普段から業務で行なっているが、こういう電気部品の交換といったようなごくごく小さいスケールのことも重要性は全く変わらないと思う。オフィスとして使わせてもらっている住宅に以前住んでいた人の仕事に触れ、営みがこのようにしてつながっていくのかと思うととても感慨深かった。


studio: takashima studio
Project: 吉野台団地
タグ:Architecture


市原市大久保のリフォーム現場にて。お施主さんが別の家で出た建具を保管していて、今回はその建具を使って空間をつくることとなった。苔を取り、金物を交換し、チグハグだったガラスの種類を整えた。手をかけるほどに、建具が息を吹き返していく。役目を終えしまわれていた建具も、掃除をして磨いて、不具合のある箇所を交換するだけで、また別の場所で日の目を浴びることができる。規模が大きくても小さくても、古民家の再生とやっていることの本質は同じだと思った。


studio: takashima studio
タグ:Architecture


市原の里山から切り出した樫の木からつくった、オリジナルフローリングが納品された。下地までで止まっていたマンションの内装パネルも、その材料でようやく完成した。このプロジェクトは、マンションの間取りを大きく変えるのではなく、既存の空間の上に、キャラクターのある「ふかし壁」をワンレイヤー重ねることで、空間の拠り所をつくり、居場所や多様性を生み出そうというコンセプトだった。きれいで合理的なマンションというライフスタイルの中に、市原のローカルな里山からやってきた木が入る。表情の揺れもあってひとつひとつ味わいのある樫の木が加わることで、空間に一気に奥行きが生まれたように感じた。土地固有の素材の揺れや、他の場所で流れていた時間など、合理的に作られたマンションの中に、その場所だけでは決して起こり得ないストーリーを重ねていく。そんなつくり方で得られた魅力を強く感じることができた。


studio: takashima studio
Work: ハナエステ
タグ:Architecture


最近、雨漏り補修工事関係の仕事をすることが増えた。それだけ雨漏りというものは、家の中のものを濡らすだけでなく、家そのものにとっても大きなダメージになるということなのだろう。現場に立つと、先輩たちは「ここの板金が〜」「屋根の勾配が〜」と言いながら、天井の染みや壁の状態を丁寧に確認していく。まるで探偵が手がかりを一つひとつ拾い集めるように、雨水の通り道を辿り、原因を突き止めていく。一見同じように見える雨漏りでも、原因は家によって全く違う。その違いを見抜く先輩方の観察眼と経験には、いつも驚かされる。そんな先輩方の背中は、すごくかっこよかった。


studio: kobayashi studio
タグ:


とあるプロジェクトでアルミサッシに木つまみをつける計画をしている。この写真は取り付け予定の様々な樹種の木つまみである。樫、杉、檜、もう一枚の赤い材はチークかウォールナットか…?一つの空間にランダムな樹種の木つまみが取り付けられる予定だ。100mm角のエッジをフィレットさせ、3Dプリントで固定の機構を製作した。取り付け予定の空間は白く塗りつぶされた壁と天井に、アルミ色の厨房器具やサッシというラボのような空間だ。木部は限られたルールでのみ使用されていて、この木つまみも重要な意匠のパーツになっている。どんな建材にも現場では端材が生まれてしまう。100mm角サイズなんてものは平気でガラ袋に入れられて焼却処分される運命である。そんな端材でもしっかり設計して手間をかければ空間を彩る重要なパーツになり得る。自分の力不足で計画にかなり時間がかかってしまったが、とても満足感のある設計ができたと思えている。次はスピード感と段取り力にも意識して設計ができるように努力したい。


studio: kobayashi studio
タグ:ArchitectureProduct


コンクリート型枠といえば、今どきはコンパネや鋼製枠、凝った建物では杉板が使われることが多いが、今回のプロジェクトの基礎工事では針葉樹合板を型枠として使用した。型枠を外すと針葉樹合板のはっきりとした木目が転写して現れる。合板型枠はその後の再利用はなかなか難しく、通常は廃棄せざるを得ないが、この合板はそもそもがプレカット工場にて捨てられるはずだったタダ同然の端材で、仮設物として利用するのは理にかなっている。生産の規格から漏れはじかれた材料が、型枠という形で再度利用され、その木目を建築に写す。材料転用の取り組みの一つとして、我ながらいい仕上げではないかと思っている。


studio: kobayashi studio
Work: On Re. Bas
タグ:Architecture


壁は空間を隔てるもの。アートは鑑賞するもの。フローリングは床に貼るもの。普通の人は、このように考えると思う。この壁は、そこから浮遊し、離れつつも、確かに、マンションの一室に存在している。自分の中で、まだ、この事象を言語化できていないが、確かに、大きな意味を持って、佇んでいることはわかる。この理由を突き詰めていくことはもちろん、そこに住む住人にどのように影響を与えるのかがとても興味がある。


studio: takashima studio
Work: ハナエステ
タグ:Architecture


私が住む社宅は築100年を超える古民家。隙間だらけなのでよく虫を見かける。アシダカグモや害虫が多いが、たまにカマキリやトンボも普通にいたりする。先日、子供が見つけたのがこちら。アレに似てるけどまさかね。。と思っていたら本当にコクワガタだった。クワガタって森の中で捕まえる虫じゃないんだ…と驚き。残念ながら我が家にはクワガタで喜ぶ人間がいないのでリリース。でも思わぬところで夏を感じた一コマでした。


studio: kobayashi studio
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最近、レジンを使用してスタディをしている。普段はほとんど使わない素材なので、その性質や仕上がりが新鮮で面白い。先日はガラスタイルとの組み合わせを試してみた。ガラスタイルが水中に浮かんでいるような完成品になるかと思いきや、ガラスとレジンの屈折率が同じだったようで、着色部だけが浮かびあげる結果となった。(画像上がレジン流し込み前、下が後の様子。)想像とは違ったがこれはこれで可愛い。この他にガラス屑を混ぜた小さいパーツも試作した。そちらは簡易的に3Dプリンタで出力した型で成型したが、樹脂の層の跡がつく、脱型しにくいなど、課題がまだあるのでひとつひとつ潰していく。


studio: kobayashi studio
Project: つりはいらないよ食堂
タグ:Study


古民家の屋根から雨漏りがしているから見にきて欲しいという依頼があり、外側からではどうにも分からなく、押し入れの天井を外し、その領域に足を踏み入れてきた。古民家の屋根裏。その領域に踏み入れるのはなんだかんだで初めてだった。そこは家の中だけど、洞窟のように暗くて広大な空間であり、また外部のようなスペースが広がっていた。梁や母屋をつたい、落ちないようにランタンで辺りを照らしながら見たかった場所までどうにか歩みを進める。気分はまるで探検家であった。


studio: kobayashi studio
タグ:Architecture


On Re. Baseは新築する構造材を持て余してしまっている材木屋さんから譲り受け、それを別の製材所で加工して活用する。その加工される状況に立ちあいながら、木材が大きな帯鋸でガツガツと加工されていく様子に圧倒された。休憩時間に話を聞くと、昔は周りにもっと製材所がたくさんあり、近隣の木々も活用していたという。いつのまにか輸入材がメインになってしまい、国内で製造される木材も大きな工場に集められて加工されるようになったが、こういう小さい、その地域のためのインフラとしての製材所というものは必然だったのだろう。作業場のたたずまいも無駄がなく、モダンな感じさえ感じる。


studio: kobayashi studio
Work: On Re. Bas
タグ:Architecture


高島スタジオで使っている事務所の増築棟 (キオスクと呼んでいる) について、ついにガラスが全て閉じ、ものを出して照明を設置して、事務所として使えるようになった。共用を開始した当日、キオスクのカウンターにご近所さんが遊びに来てくれた。こんなふうに、ふらっと街の人が訪れてくれてコーヒーを出して、ちょっとお話しできるような場所にしたいと思っていたので、 それが実現できたのはとてもうれしい。これから実際に仕事する中で、地域の中に設計事務所があり、コンタクト可能な状態として開いていることの意義を、自分たちで肌で実感していければ、街へアプローチしていくような今後のプロジェクトにもつながってくると思っている。


studio: takashima studio
Project: 明日の郊外団地
タグ:ArchitectureStudy


事務所にカメラマンさんが来てくれて、私たちの日常を写真に収めてくれた。カメラを構える姿を見た瞬間、少し照れくさいような、どこかそわそわするような気持ちになった。私たちの会社は、日の目を見ることの少ない、地味で泥臭い作業ばかりだ。派手さもなければ、誰かに注目されることもほとんどない。それでも、そんな何気ない瞬間にレンズを向けてもらえると、自分たちの活動が丁寧にすくい取られ、大切にされているような気がしてとても嬉しい。普段は誰にも気づかれないような作業風景も、写真という形になると、また違った表情を見せてくれる。忙しない毎日の中で見過ごしてしまいがちな時間にも、ちゃんと意味があったのだと気づかせてくれるようだった。仕上がった一枚一枚を見るのが、今からとても楽しみだ。


studio: kobayashi studio
Project: 明日の郊外団地
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初めて出会うガラスブロック。そんなに高くはないし、見た目も綺麗に見える。今回の現場は、設計は他社で、施工を請け負っている。つまり、設計者のデザインや、意図、素材や作り方などに触れることできる。その中で、新たな発見がたくさんあり、建築の世界が広がるのを感じる。新しい、新大陸を発見した感覚に近い。やはり建築は面白いし、冒険もずっと続いていくと思う。


studio: takashima studio
タグ:Architecture


この日は写真家さんに1日密着していただき、kurosawa kawara-tenの事務所周辺の日常風景や現場の様子を写真に納めていただいた。午後は市原南部加茂地区にて弊所で手がけた物件を訪問しつつ、自分が魅力的だと感じる風景を写真家さんと一緒に巡る。自分にとっては見慣れてしまった風景も、他人にとっては新鮮に映るのだろうか。気に入っている場所も、他人から見れば取るに足らないものかもしれない。僕たちの日常が写真家さんのレンズ越しにどのように切り取られているのか、写真の完成が今から待ち遠しい。ちなみにこの写真はにわか雨が降った後、しっとりと靄がかかった集落の風景。見慣れた景色がこの日はとても瑞々しく魅力的に見えた。


studio: kobayashi studio
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増築棟の製材がもうじき終わる。樋口木材さんから引き上げてきた材は全て、千葉県大多喜町の大橋林材さんに持ち込んで製材をしている。増築棟で使用する木材は全てそれで賄う予定だ。使う木材の必要量を全てリスト化し、材の小口に加工する断面寸法を記載し、製材が終わった材をカウントして最終的に足りるか確認をする。木材は生きていると言われるだけあって、一度鋸を通すと反ったりすることもあって思っていた断面が取れなかったりもする。そうなるとまた別の材から取るべきだった寸法のものを取る必要があるため、中々本数の管理というものが大変だ。これが全て市場に乗っているものから必要なものを買うということであれば話は簡単なのだが、それをせずにその手間を自ら引き受けているという状況だ。kurosawa kawara-ten は新しい世界を作るということを標榜しているが、そのために世の中に既に確立されていないルートで物事を進めることは良くあるのだが、そうなるとそこにまつわる手間というものも何とかしなくてはいけない。こうすることの意義というものは当然各プロジェクトにおいて個別に回収されていく。単純に「古材を使うことはいいことだよね」という聞こえのいい話ではなく。On Re. Baseにてこのようなことをしている意義というものはまた別の会にて。


studio: kobayashi studio
Work: On Re. Bas
タグ:Architecture


雨漏り補修の依頼があり、現地調査に行ってきた。屋根に登ったり、天井裏に頭を突っ込んだり、時には床下に潜ったり、なかなか大変な作業だ。それでも、室内の雨染みや天井裏の状態、屋根の形状を確認しながら、どこから漏れているのかを特定していく。可能性を一つひとつ潰していき、原因にたどり着いたときの達成感はなかなかのものだ。こういった経験を重ねるほど、お客さんに対して筋道立てて説明できるようになっていく。設計だけでなく工務店としての性格も持つ私たちだからこそ培える能力だと思っている。


studio: takashima studio
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今週からようやく天井貼りが始まった。円形吹き抜け部分の開放感がより強調され、設計時に想定していた通りの光の入り方が見えてきた。最近は個人的に反省しなければいけないことが重なってしまいネガティブ気味だったのだが、思い描いていたものが形になってきた感動で少し元気をもらえた気がする。全部屋の天井レベルを揃え、天井面でひとつながりになるように計画してるので、ベニヤの目地が綺麗に揃うことも今回はかなり重要である。丁寧に面取りして目地を通して施工してくださっている職人さんには頭が上がらない。切り替えて竣工まで走り切りたい。


studio: kobayashi studio
タグ:Architecture


事務所の片付けをしていたら出てきた3つの古びた錆で覆われた包丁。恐らく何処かの空き家から出てきたものなのであろう。その日仕事をしながら無性に何故か気になってしまい、砥石を取り出して研ぎ始めた。そして酢と重曹を混ぜた液に漬け込み錆を浮かし、全面的にヤスリ、また混合液に漬け込む。仕事をしながらそのサイクルを繰り返し、最後にまた研ぎ、しっかりと洗ってオイルをつけた。大分錆は取れ、また使える状態になった。使えない状態のものに手を加え、再び使える状態にするのはなんだかとても心地良い。


studio: kobayashi studio
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風になびく布のように、うねりながら光る障子。dot-hzmというエンジニア・デザイナーユニットと一緒に制作を進めてきた。先日、ついに3Dプリントしたパーツが組み合わさり、ひとつの大きな観音開きの扉として現場にインストールされた。現地で実際に光り方を確認しながら、高さや灯数を調整した。何度も迷いながら調整を繰り返し、そうして生まれた柔らかなグラデーションがとても美しかった。電気工事が終われば、ようやく完成である。光が入ったこの障子が、空間の中でどんな表情を見せてくれるのか、とても楽しみだ。


studio: takashima studio
Work: ハナエステ
タグ:ArchitectureStudy


練りつけ工法のスタディ中だ。突板を糊で貼り付けるシンプルな工法だが、やってみると奥が深い。糊の付け方や突板の薄さによって、難易度がまったく変わってくる。糊の量にムラがあったり、塗り方が均一でなかったりすると、貼った後の突板にそれがそのまま現れてしまう。下地の精度が、仕上がりに直結する工法だ。世の中には練りつけの専門職が存在する。機械化が進んでいる一方で、今なお手作業で行っているところもある。自分で体験してみて、その凄さが改めてわかった。


studio: kobayashi studio takashima studio
タグ:Study


このタイル仕上げ面は全て廃材タイルを用いて施工されている。写真では伝わりにくいのだが、かなり広い面積がこの乱貼りで仕上げられている。多くの種類がある廃材タイルの中からお施主さん自身で選定し、貼り方もお施主さんと共に決めた。そしてこの大小様々なタイルを決められた配置で、異なる目地幅で丁寧に一枚ずつ施工した。本来タイル施工は、同じタイルを敷き詰めるため、最初に目地幅を決めたらあとは流れで貼り進めていけるものだが、今回は一枚ごとに丁寧な確認と調整が必要とされる。こんなに手間のかかる施工にもかかわらずデザインを認めてくれて、むしろ気を遣って手を抜かないように念押ししてくれる神様のような職人さんのおかげで実現した。この施工されている面は円形で、かつダウンライトや通気口などの器具も計画されているため、円形にタイルをカットする必要もある。タイル施工の上で手間となる全ての要素が揃っている中で、最後までやり切ってくださったことに感謝しかない。


studio: kobayashi studio
タグ:Architecture


kurosawa kawara-tenの看板犬KENZOの散歩をしている途中で、団地の中で果樹のようなものが育てられているのを発見した。何かと思ってよく見てみるとどうやらキウイのようだ。そもそも、千葉の片田舎で普通にキウイが育てられることを知らなかったのでちょっとびっくりしつつ、その佇まいが建築的でもありハッとさせられた。植物を利用した夏場の日除けはよくあるものだが、建築としてデザインできたら面白そうだ。こういう発見も、車を運転していると見つからないこともあるので、無理やりにでもスピード感の違う時間の使い方をすることで別の視点をもてるのかもしれない。


studio: takashima studio
Project: 吉野台団地
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ふと、横を見ると、そこには可愛らしい鹿の姿があった。何か絵になる風景。これは、鴨川の現場の一コマ。県道を抜け、車がギリギリ一台通れるくらいの細い道をしばらく行くと、現場がある。完全な自然な場所というわけではなく、田んぼや池、住宅もポツポツとあり、時間がゆっくりと流れている。動物と人間がいいバランスで共存できていると感じた。この現場はまだ始まったばかりなので、しばらく、この日常を観察していきたいと思う。


studio: takashima studio
タグ:Architecture