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古民家の外構工事のプロジェクトが完了した。高齢であるお施主様のお母様のために、母家の裏手にある勝手口に至る動線にスロープと手摺を計画した。特注で製作したスチール手摺のハンドレールの裏側にはテープライトを仕込み、夜間でも大谷石で舗装したスロープを照らしつつ、間接照明として動線空間の夜景を演出することを意図している。都内の商業施設を訪れた際に見かけた手摺の間接照明に着想を得ているのだが、いままでは夜の闇に沈んでいた古民家がたったひとつの照明でここまで劇的に変わるのかと驚いた。もしかするとどこか寂れた郊外の家々も照明ひとつで印象を変えられるのかもしれない。そんな可能性を感じた夜。

11.05

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