

studio: takashima studio
タグ:StudyWorkshop











事務所の見学に学生が来てくれた。ひとりは千葉大学、もうひとりは芝浦工業大学の学生だ。僕らは、市原市という房総の入り口にあたるローカルなエリアで仕事をしている。超有名設計事務所でもないので、ただ待っているだけでは、学生が僕らの存在を見つけてくれることはほとんどない。今回は、普段取り組んでいる空き家改修を、学生にとっても学びのあるワークショップとして企画した。それをきっかけに、ふたりが僕らの仕事に興味を持ち、事務所まで足を運んでくれた。自分たちでは面白いことをやっていると思っていても、それが誰かに届き、伝わらなければ、やっていないことと同じなのかもしれない。そして、人に伝えようとすることで、自分たちが仕事の価値を再発見することもある。つくることと同じくらい、僕らは、伝えることをやめてはいけないと思う。


studio: takashima studio
タグ:StudyWorkshop


今週は月・火で”builds day”を行いました。何やら聞きなれない言葉が初めて出てきたという感じだが、builds = 貨幣資本主義における商業的建築生産ではない建築を含めた環境を作り出す行為の総体(各行為それぞれはbuild)。bulds day=この行為を行なっている日の総称としてkurosawa kawara-tenでは言葉を定義しました。つまり過去行ってきた施工ワークショップも、お施主さんと設計者が一緒に工事をするDITも、スタッフ皆んなで集まって自社物件に手を加える日のmingaも、全てbuildであり、それらが行われている日の総称として”builds day”だ、ということです。今回は自社物件の蔵を工事する施工ワークショップとしてbuilds dayを行いました。初日はキッチンの器具付けをして、完成したキッチンで料理をし、2日目は天井貼り工事をしました。学生が計5人参加してくれて、それぞれが自らの手で環境を作り出す喜びというものを獲得してくれたと思います。このbuilds dayに関してはもっと色々と説明をしなくてはいけないですが、kurosawa kawara-ten の活動を説明する大事なファクターの一つになっていくと思います。


タグ:Workshop


9月28日・29日の2日間、施工ワークショップを行った。1日目は水道とIHの取り付け、2日目は天井への羽目板貼りを行い、5名の参加者が今回のイベントに参加してくれた。IHは、配線を終えたあと、微調整を何度も重ねながら、少しずつカウンターの穴に収めていった。ぴたりとはまったときの手応えは、今も印象深い。そして、自分たちの手で取り付けたIHで、初めてお湯を沸かした瞬間。水面に細かな泡が立ちはじめるのを見て、「ちゃんとできた」という実感が静かに込み上げ、胸が熱くなった。その喜びを、一緒に作り上げた仲間と分かち合えること。それが、何よりも嬉しい。


studio: kobayashi studio
タグ:Workshop


学生向けに設計ワークショップを開催した。建物の実測の仕方、課題の見つけ方、設計の手法。教えながら、自分でも改めて言葉にする良い機会になった。設計をするとはどういうことなのか。郊外で事務所を構えて日々何を考えながら仕事をしているのか。都市とは違う郊外の実情も、肌で感じてもらえたなら嬉しい。2日間で伝えられることには限りがあるけれど、何かひとつでも持ち帰ってもらえたなら嬉しい。来週は設計の成果を発表してもらう。とても楽しみだ。


studio: takashima studio
タグ:Workshop


先日、成田空港のほど近くにある三里塚教会の公開イベントに伺った。三里塚教会は建築家吉村順三が設計した唯一の教会建築として知られており、現在は千葉大学頴原研究室によって保存と活用の取り組みが行われている。外光の取り入れ方や建具など随所に吉村順三のエッセンスが感じられるが、何より魅力的だったのはそのシンプルな造りである。クリスチャンであり、後の成田闘争の中心人物となった施主の戸村一作は決して豊かではなかったようで、コミュニティの住民からの寄付で建設された建物の素材や仕上は極めて質素であり、真壁の和風木造の造りや単純な架構形式とも相まって、誰にでも手入れが出来そうな感覚を抱かせる。予算的制約が建築家の権威性を弱め、その儚い存在感がコミュニティに愛され長く続く重要な要素であったのかもしれない。今年の11月には修繕のWSを開催予定とのことで、弊所としても何らかの形で関わっていきたいと考えている。


studio: kobayashi studio
タグ:ArchitectureWorkshop


お施主さんと一緒に、タイル施工をしている。使っているのは、タイル屋さんからいただいた在庫のタイルだ。1畳ほどのスペースでは1人ずつしか作業ができず、分担しながら進めている。それでも、お施主さんが主導してくれるおかげで、とてもスムーズだ。今回は、床用のタイルを壁にも貼る想定で進めている。普通の壁用タイルより重みがある分、位置を決めるのにも苦戦する。
そんなときは、タイル職人さんに電話する。すると、良い方法をすぐに教えてくれるのだ。こうしてすぐに頼れる関係性があるのは、職人さんと距離の近い私達が持つ特権だと思う。


studio: kobayashi studio takashima studio
Work: On Re. Bas
タグ:Workshop


ワークショップに何度か参加してくれている方が、お昼休みにさっと現場にある木端を組み合わせて食事スペースを作った。特別な道具も材料もなく、その場にあるものを迷わず使いこなす姿に、職人さんぽさを感じた。
こういう「その場の素材で即興的に場をつくる」感覚は、教えて身につくものではなく、現場に何度も立つことで自然と養われるものなのだと思う。それがさりげなく出た瞬間だった。


studio: kobayashi studio takashima studio
Work: On Re. Bas
タグ:Workshop


版築WSの続き。WSの次の日に型枠がバラされて、苦労して作り上げた版築がその姿を現した。様々な種類の土や骨材が積層したグラデーションとなり、想像を超える仕上がりだ。材料自体のムラや、突き固めの不足による空隙、型枠のはらみによる少し歪んだ形などもむしろ自然で、狙っては作りだせない素材の力強さが感じられる。地域の資源、現場からでた解体材、地元の職人、そしてWS参加者の皆さん。そうした事物の遍歴が編み込まれた、まさしく地層のような版築が出来上がった。この改修の先にどのようなストーリーが積層していくのか。お施主さんの場所づくりを引き続きサポートしていきたい。WSに参加していただいた皆さま、ありがとうございました。


studio: kobayashi studio
タグ:ArchitectureWorkshop


DITで進めているプロジェクトに、タイル施工の講師として参加した。タイルの割り付け・墨付け・道具の使い方・タイルカットに至るまで、一連の流れをレクチャーすることができた。好奇心から職人さんの作業を現場で見てきた経験が、こういった場面で役立って良かったと思う。一緒に作業することで、設計面だけでなく施工面やコミュニケーションのフィードバックも得られ、充実した回になった。次回は接着作業。楽しみ。


studio: kobayashi studio takashima studio
Work: On Re. Bas
タグ:Workshop


前回からの続き。4/18(土)に開催された版築WSには10名ほどの参加者にお集まりいただいて、作業がスタートした。これがかなりの重労働。ミキサーやスコップで材料を混ぜるのも骨が折れるし、型枠にいれた土をタンパーと呼ばれる道具や角材で突き固める作業もひたすらに繰り返され、皆さん息があがる。おまけにある程度層を重ねてきたところで型枠が大きくはらみ出し、作業中断。補強作業を余儀なくされることに。一時は今日中に打ち終わらないのでは?と不安がよぎったが、徐々に参加者同士の役割分担とチームワークが芽生え、何とか18時ごろに打設を完了することができた。中途半端で終わるわけにはいかないと、暗くなるまで作業をしていただいた参加者さんには感謝しかない。そして残念なのは、当日は型枠を外して仕上がりを見ることができないということ。参加いただいたみなさんにも向けて、次回版築の仕上がりをお見せします。


studio: kobayashi studio
タグ:ArchitectureWorkshop