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冷え込みが厳しい季節になってきた。社宅として住まわせていただいている築120年以上の古民家は、日当たりの悪さや、経年による柱・梁の歪みから生じる隙間風のせいで、冬はかなり厳しい環境になる。(その代わり、夏は扇風機だけでも割と快適に過ごせる。)少しでも断熱性能を高めるため、障子紙をプラスチック段ボールに張り替えている。暖気が逃げにくくなったのはもちろん、障子よりも光の透過性が高く、ほどよい自然光を取り入れることができる。子どもができた今では、障子紙を破られる心配がないのも嬉しいポイントだ。朝起きて、プラダン越しにやわらかく差し込む光を感じられる光景が、今の暮らしのささやかな楽しみになっている。

12.17

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