

studio: takashima studio
Project: 吉野台団地 明日の郊外団地
タグ:Study











事務所のある団地の広場で、ベンチが壊れていると近所のおじちゃんが教えてくれた。
座面の板が朽ちて外れ、危ない状態だった。事務所に余っていた材料があったので、そのまま直してしまうことにした。特別な設計でも、大げさな工事でもないけれど、ベンチはまたみんなが座れる場所に戻った。作業をしていると、通りがかった人が声をかけてくれたりする。建築というと、どうしても大きな建物や完成形ばかりに目が向きがちだけれど、こうした小さな手当ても、まちには確かに必要だと思う。まちで起こる大小様々なことに真剣に向き合い、少しずつ良い日常をつくっていく。まち医者のような建築家でありたい。地域に根ざし、困ったときに思い出してもらえる設計事務所になっていけたらと思う。


studio: takashima studio
Project: 吉野台団地 明日の郊外団地
タグ:Study


事務所のボスに「みんなもっと実感を伴った検討をしよう」発言から1週間、事務所周辺で続々とスタディをしている様子がみんなから出てきた。写真は、別々の3つのプロジェクトのスタディが、同じ作業台の上で繰り広げられている様子。スタディしながら、それぞれの知見を共有したり、プロジェクトの話をしたりと、いい副次効果が生まれてきていると思う。


studio: kobayashi studio takashima studio
Project: 吉野台団地 明日の郊外団地
Work: On Re. Bas ハヤシハウス
タグ:ArchitectureStudy


本が宙に浮いているような透明な本棚を実現するためにガラスを用いた柱のスタディを行った。ガラスの接着やカットの知識があまりなかったが、先輩方の知見の数々のおかげでさまざまなパターンのスタディをすることができた。自分で作ることで改めてガラスの積層面の美しさや、ガラス接着のコツなどを掴むことができ、施工性や実現可能性を視野に入れながら設計することができた。結局スタディしたものの中から提案に直結するようなものはなかったが、作ったおかげで濃いフィードバックを得ることができ、良さそうなアイデアに辿り着くことができた。


studio: kobayashi studio
タグ:ProductStudy


リノベーションや解体工事を行うと、不要となったアルミサッシが出てくることがある。回収してきたサッシは事務所に引き上げ、障子を分解し、アルミ部材とガラスに寄り分ける。アルミは鉄くずとして買い取ってもらい、ガラスは保管しておいて自社物件の改修やローコストのリノベーション案件などで再利用している。こうした集めた廃サッシのガラスを再利用することでshinoda coffee workshopsのショップフロントが出来上がり、現在は事務所オフィスの屋根を廃ガラスで葺き替える計画が進んでいる。そこには環境保全やCSRといった名のもとに行われる建前のリサイクルでは得られない、物質循環のダイナミズムを感じることができる。


studio: kobayashi studio
Work: Shinoda Co
タグ:ArchitectureStudy


2026年になり、仕事始めの一週間はたくさんの模型を作った。2025年の振り返りとして、自分は模型をあまり作らなくなってしまったことが反省点だった。事務所に新しい3Dプリンターが来たり、模型素材を整備して頂けたりとさらに作る環境が整った。現在設計中のプロジェクトで、照明器具を造作で計画しているものがあり、その器具の深さや穴径を何パターンも試作して決定し、3Dプリンターでモックアップを制作した。脳内や図面でのイメージだけでなく、実物や模型をちゃんと作って検討する重要性を改めて実感した。先輩にエスキスしてもらう時にも、図面だけでなく模型があった方がやはり得られるものが多い。今年1年間は、忙しさを言い訳にせずにたくさん作って自信を持って提案できるよう心がけていきたい。


studio: kobayashi studio
Work: Iさんのための家
タグ:ArchitectureProductStudy


年末の大掃除で、事務所に点在していた道具や工具を、機材倉庫と呼んでいる建物へ移動した。この倉庫は、自分たちや学生とのワークショップを通して建てたもので、工具を保管するだけでなく、メンテナンスやちょっとしたものづくりができる屋根下の空間も備えている。すべての道具が一箇所にまとまり、必要なときにすぐ取り出せる。それだけで、これからの作業はかなり捗りそうだ。一方で、いざ道具を並べ直してみると、同じ用途のものが重複していたり、壊れたまま使われなくなっていた工具も少なくなかった。今年はそのような物や場所の管理やメンテナンスも、一歩一歩ちゃんとしていきたい。


studio: takashima studio
Project: 吉野台団地 明日の郊外団地
タグ:Study


屋根材をガラスにした場合の葺き方についてスタディを進めている。実際に作ってみることで、留め方や雨漏りの可能性、施工時の安全性など、考えなくてはいけない点が見えてきた。また、これを町場の職人さんにお願いして施工することを考えると、特別な技術を必要とせずにできる方法を探る必要がある。まだ課題は多いが、なんとか実現させたいと考えている。


studio: takashima studio
Work: ハヤシハウス
タグ:Study


事務所のすぐそばに、10年から20年ほど放置されていた空き家がある。以前から少しずつアプローチをしてきたのだが、今回ようやく持ち主さんとの話がまとまり、引き継ぐことができた。持ち主さんは関西に住んでおり、相続したこの家を使う機会はなかった。使われない家は、時間とともに確実に傷み、月日を経るごとに手間もコストも増えていく。使わない家は、そのまま抱え込むのではなく、使える人へと継承されていく。それは、都市としてとても健全な循環だと常々感じている。建物は所有され続けるよりも、使われ続けることで価値を保つ。この家をきっかけに、この街がまた一つ良くなるような使い方を、考えて行きたい。


studio: takashima studio
Project: 明日の郊外団地
タグ:ArchitectureReal estateStudy


ディスプレイする棚の寸法関係や操作性を確認するを作るためにモックアップを作った。壁合板の目透かし部に差し込むためにまず端部を欠き取り、その後レコードを差し込むために溝を掘る。尺金を使って木材に墨を出し、丸ノコで欠き取り、溝切機で溝を掘る。時間にして10分程で作成できた。入社するまでDIYすらもほぼやったことないレベルだったが、4年近くもkurosawa kawara-tenで働いていると施工スキルが大分ついてきたなと思う。このモックアップは最終的に使うものではなくあくまでも試作品であるため、大工さんがやるほどの精度ではやっていないが、設計者として寸法を詰め切るためにもモックアップは時に必要であるため、サクッと施工ができる能力があるということは、設計者としては大分得だなと思う。


studio: kobayashi studio
Work: On Re. Bas
タグ:ArchitectureStudy


今、事務所では迷い犬を保護している。KENZOと呼んで、スタッフみんなで散歩を分担している。普段、捌ききれないほどの仕事がある中で散歩に行くというのは、一見すると負担のようにも思える。
だけど実際には少し違う。プライオリティを下げられないことや、自分が大切にしたい時間は、意識してでも確保してしまう。無理にでも時間をつくり、残りの時間で仕事をやり切る。そんな良い訓練になっている。そして何より、散歩している時間は心地いい。いい運動になり、季節の変化に気づき、ふと煮詰まっていたプロジェクトのアイデアが浮かぶこともある。視界や思考が狭まっていたことに、外へ出ることで気づく。KENZOがこの場所にいることが、刺激にもリラックスにもなっていて彼に感謝している。


studio: takashima studio
タグ:Study