

Project: 吉野台団地
タグ:ArchitectureWorkshop











学生向けの設計ワークショップが開かれた。コマツハウスと呼んでいる最近ようやく取得できた空き家が対象だ。企画、運営をしている後輩たちがなんとも頼もしく、空き家とはどのようなものなのか、設計をどのようにするといいか、といった地に足のついた説明や解説を学生に向かってしている様子はとても安心感があった。また、kurosawa kawara-tenに初めて来てくれた学生と対話していると、慣れによって凝り固まってしまった、僕らは外からどのように見えるかということを改めて客観視するきっかけになる。設計ワークショップには学生に施主がいるような設計の場を提供するのはいいことだという考えや、パートタイムスタッフとしてリクルートしたいという意図は当然あるのだが、それ以上に自分たちに返ってくるものも多い。事実、設計ワークショップ期間中に筆が走ってテキストを書き進めているフルタイムスタッフが多かった。外に説明しなければいけないという強制力と返ってくる反応に刺激されて、僕らの内面にプラスの作用がある。このような相互作用が生まれる場が能動的に企画され、しかも、それが限界集落の中で行われているということは、ものすごく価値があることなのではないだろうか。


Project: 吉野台団地
タグ:ArchitectureWorkshop


最近自分の設計スタイルとは何なのだろうかということを考えている。設計者には設計スタイル(いわゆる手癖)のようなものがあるのが基本だと思う。例えば即物的にマテリアルを扱うような(ppバンドで縛る)ことだったり、◯△のような幾何学的な意匠を作ったり、というようなものがスタイルだと思う。そういった設計スタイルが作家性を作り上げていく。翻って自分、ないしはkurosawa kawara-tenのことを考えてみるとプロジェクト毎に見事なまでに意匠に統一性がなく、スタイルというものが存在しないように思える。もはやスタイルがないことがスタイルなのではないかとすら思えてくる。いや、でもやっぱり設計スタイルはある。kurosawa kawara-tenは「プロジェクト毎に状況にリアクションした設計を都度開発する」というのが正しい表現だと思う。なので当然プロジェクト毎にアウトプットしていくものは毎回異なり、ワンオフ的なものとなる。そしてそれは設計だけに限らず、普段の業務に関しても、多種多様なことをその場限りのワンオフ的に開発している。決まったルーティンワークなどはなく、刻々と変わる状況に合わせて、予定やるべきタスクを組み替え、業務の遂行方法を都度開発しているのだ。写真は僕のディティールではなく、ボスがやっているプロジェクトの現場に用があって行った時に撮ったものだ。桜の角棒を旋盤で丸く加工してクランプで固定するというルーズで逃げのあるディティール。これも開発でしかない。


studio: kobayashi studio
タグ:ArchitectureWorkshop


開宅舎さんの入居者募集中の物件を対象にして、kurosawa kawara-tenが講師となって参加者とともに改修を進める施工WSの企画を進めている。WSを通じた入居者候補の募集や物件のバリューアップはもちろんのこと、自分でDIYをしてみたい方や既に開宅舎さんの物件にお住いの方に向けて、古民家の扱い方や施工技能、断熱や材料などの建築知識を学ぶ機会となるような題材はなにが良いか、現地にて打ち合わせを行った。月1ペースで複数回開催予定で、詳細が決まり次第SNSにて告知予定。乞うご期待。


studio: kobayashi studio
Project: 開宅舎ディレクション
タグ:DirectionWorkshop


今週は水曜日から金曜日の三日間、設計ワークショップを開催している。今回は事務所横に位置する空き家のリノベーションが課題で、私たちが所有する物件であることから、私たち自身が施主でもある。「エントランスとギャラリー」というお題が与えられ、分散型オフィスという形態で活動する私たちの顔となるような計画が求められている。自分で説明していて本当に難しい課題だなと思う。まずは私たち事務所の活動や性格を深く理解する必要がある。そして一見ただの「老朽化した一軒家」とも捉えられてしまうところから光を見出し、言語化してプランを構築しなければならない。提案が楽しみである。四年前に自分が初めてこの事務所にインターンで来た時にも同じ物件を設計課題として与えられたことを思い出し、しみじみしてしまった。


studio: kobayashi studio
タグ:Workshop


画面越しに受け取る情報や、簡単に理解出来るものによって受ける影響というものはすぐ自分の中から消えてしまうもののように感じます。ラグビーという肉体的に過酷な競技を長くやってきたことから、身体に直接刻み込むようにして多くのことを学んできた実感があります。言葉にできない本質的なものは身体を通して獲得していった方がいい。これこそが身体知。そんな身体知の実践として進行中のOn Re. Baseプロジェクトの工事現場にて学生向けに施工ワークショップを開催させていただきました。5週間で参加してくれた学生は延べ11人、中にはリピートしてくれる方も沢山いて大盛況だったと思います。実際にことが起きている現場に身を置き、施工等様々なことを通して、空き家・郊外の現状、建築生産のリアル、自ら環境に手を加えることの喜び。 そういったものの一端でも参加してくれた学生に伝えることが出来たとしたら、それは思い描く新しい世界に繋がっていくのではないかと思っています。


studio: kobayashi studio
Work: On Re. Bas
タグ:ArchitectureWorkshop


先日、自主施工でカフェをつくっているお施主さん主催の外構ワークショップに参加した。ワークショップには庭師さんも参加しており、レクチャーを交えながら、皆で和気あいあいと施工を楽しんだ。最初は見よう見まねで作業していた参加者たちだったが、次第に手際がよくなり、驚くほど積極的に施工を進めていった。中には、こちらがハッとするような工夫を提案してくれる方もいて感心させられた。参加者の積極性に驚かされるとともに、さまざまなバックグラウンドを持つ人々と関わることができ、とても充実したワークショップとなった。


studio: takashima studio
タグ:Workshop


カフェの外構として大谷石を敷き詰めて石畳とするワークショップを行った。ただ、ワークショップというか、これは普請だと思った。職人さんが報酬を対価に作業をするのではなく、参加者は施主との間柄や大谷石を敷くということへの興味によって集まり、作業そのものを楽しんで行っていた。ものを作るよろこびそのものが目的になることが少ない現代の建築現場を思うとかなり特異な状況が生まれていた。そして皆が無心に作業してどんどん石が敷かれていくさまはなんとも圧巻だった。


市原市月崎にある空き家を対象とした設計ワークショップの講評会を行った。参加者は千葉大学の3年生3名で、それぞれ趣向や設計プロセスが異なり、所員やゲストとの意見交換は大いに盛り上がった。学生からも「こんなにエスキスをしてもらったのは初めてだ」との声があがった。kurosawa kawara-ten では、エスキスや意見交換の場において常に「この人はこういうことを言いたいのではないか」と能動的に言語化することを心がけている。この習慣は、相手の目指す方向を理解したうえで、より良い提案へとつなげる設計の実践にも役立っている。今回は学生を相手に、所員それぞれが能動的言語化を行い、異なる視点から講評を試みた。学生も「自分では届かなかったところまで見えるようになった」と言っており、今回の体験が良い経験として今後の学びにつながっていけば嬉しい。


タグ:Workshop


プロジェクトの1つで、建築学生や地域の人を集めて解体ワークショップを行っている。初めて建築現場を見る人たちがほとんどである。工具の使い方を教え、解体方法のレクチャーを行い、いざ解体の実践となる。戸惑いながら解体を行う人、いきなりハンマー振り回して解体する人、人それぞれ態度が違って面白い。間仕切り壁や床を解体して、新たに出来上がった空間を見て驚いたり感動をする姿を見て、建築を志した時の初心を思い出す。自ら能動的に空間に介入することで、空間が変化していく様を実感するということは何にも得難い感覚だ。


studio: kobayashi studio
Work: On Re. Bas
タグ:ArchitectureWorkshop


建物を建てる時、とてもたくさんの音が出る。トントン、カンカン、釘を打つ音、木がぶつかる音、擦れる音。心地が良い。だけど、今は、電動系の機械の音で、よりかん高い音が鳴る。作ることが便利になる反面、人では出すことのできない、人の心地よいと思う音域を超える音が出る。今回、ある建物を解体する時に、心地よい音を聞くことができた。建物も痒いところに手が届くように、微笑んで見えた。


studio: takashima studio
タグ:Workshop