2013. 10. 16 市街化調整区域という選択
でました100万以下の土地。
千葉県市原市で最寄駅は鉄道ファンにはおなじみの小湊鉄道上総牛久または上総川間。
不動産物件を見ていると”市街化調整区域”という言葉を耳にするかと思います。
普通に暮らしていたらあまり聞かないこの言葉、
土地探し、
特に田舎と都市部の中間辺りで探す場合にとても頻繁に出てきます。
略して”調整”や”調整区域”と呼ばれるこの属性に注目すると、
もしからしたらとてもお徳に土地を手に入れることができるかもしれません。
市街化調整区域とは簡単に言えば、
行政側が家とか建てないでそのままにしておきたい場所ということです。
なので大きなポイントとして基本的に建物を建てることができません。
じゃあ土地探しで最初に除外じゃないかと思われるかと思いますがそうではありません。
そこには例外があり、
条件次第では家も建てられて相場よりも安く土地を手に入れることができるのです。
ではその例外とは、
これは地方自治体の条例などで違うのですが、
例えば、
・もう既に家が建っている
・すでに造成されていたりする
おおざっぱに言うとこんな感じのパターンがあります。
つまり、
調整区域は開発をしたくない場所なので基本的には中心地へのアクセスの悪さなどで不利な土地なのですが、
高度経済成長期やバブル期などの開発ラッシュでなぜか森の中や中心地から離れたところに団地があったりします。
でも思ったより早くバブルがはじけたり工場の景気が悪くなったりして土地が売れ残ります。
そこで数年経って行政により市街化調整区域に認定されるということがあります。
こうなるとちゃんと造成された分譲地で団地なのに調整区域という場所ができます。
ただここには既に家が建っていたりするのでこの家を建て替える形での活用は例外的に認められます。
ということで家を建てられない土地に家が建つという状況ができるのです。
ということで、
これからこの手の土地でとても伸びシロがあってオススメなのが”圏央道沿いの土地”です。
とても安く土地が手に入る割には圏央道を使えば首都圏をかなり便利に移動できます。
またそこはとても自然が沢山あって子育てや住環境としては最高。
これを知ってから今回の物件を見てみると、
実はかなり条件が良いことに気がつきます。
1.横浜、品川まで車で1時間(上総牛久駅からリムジンバスも出ています。)
新幹線を考えれば、
京都まで3時間ちょっとで行けることになります。
2.成田空港まで1時間(圏央道ができあがれば1時間をきるでしょう)
3.勝浦まで1時間
4.周辺は自然豊かな田園地帯
どうでしょうか?
横浜、品川までバスで1時間程度であれば満員電車に1時間30分つめこまれるよりも、
ゆったり指定席で通勤。
LCCが就航した成田空港で週末は小旅行。
海外旅行も帰って来たらマイカーで直接帰宅。
サーフィンや釣りなどのマリンスポーツが趣味なら外房のきれいな海までもすぐに行けます。
こんなに好立地を100万円以下で手に入れてみてはいかがでしょうか。
圏央道が完成する前がチャンスです。