2013. 6. 20 大多喜の古民家付き土地
千葉県のある大多喜という町をご存知ですか?
古い町並みの保存に力を入れて頑張っている自治体です。
この物件はその大多喜町の中にある町家造りの古屋がついた土地です。
町家独特の間口が狭く奥行きのある家屋は、築年不詳と表示されていますが、見るかぎりかなり古そうです。
商店なので間口は3間(畳の長い方の寸法が1間です)で、全開口(柱が両端にしか有りません)出来ます。
建具もガラス入りなので中の様子が外から解り、商品をアピールするには良いと思います。
もし、工房とかアトリエとして考えるとすれば作業の様子もアピール出来るという事です。
駅から徒歩8分の距離で、土地は約88坪強と広く、価格が350万円というのは捨てがたいです。
住居として十分な広さを持ちながら、さらに土間部分というフレキシブルな空間が有るというのがこの建物の
特徴ですが、磨いて光らせてみたい物件です。
そして、ちょっと大多喜の町のモニュメントを一つご紹介をしたいと思います。
この写真は、徳川四天皇の一人、本田忠勝の像です。大多喜城は現在は県立中央博物館大多喜城分館として使用されています。
高台にあるので当時の地形等資料を見ながら偲べます。
お祭りには武者行列や神輿の渡御なども見られますし、
町には手作りの甲冑教室もありました。
気候の温暖な房総の中でも自然豊かな環境の中で、歴史を感じさせる町並みはまたさらに魅力的です。