紙のミルフィーユのための展示会場構成。
紙を積層させて板状の素材を作り、その素材で作った商品を扱う紙のミルフィーユというブランドのための展示会場でまた、ブランドをリデザインしてから初めての展示会であったため、今後のブランドを印象付けるようなデザインが求められた。
紙の加工業を行う会社が作るブランドであったため、その技術を生かして全ての什器などをダンボールで作ることとした。紙の持つ柔らかい雰囲気が特に装飾のないブースを他社とは違うものとして演出し、要素の少なさが展示物を引き立てることを期待した。
同時にダンボールを重ねたものを切り出した点景を大きなサイズで作成し、使用されるべきオフィスの雰囲気をデフォルメして作るような効果を狙った。